「千変万化」
大分県の国東半島の西にある真玉海岸。
干満の差が大きく立派な干潟が形成され、夕暮れ時は刻一刻と夕日の輝きが変化しその光景は千変万化する。
この干潟に沈み込む夕日が作り出す自然の造形美は、言葉を失うほどきれいである。
K-20D+FA35mm
さてと、、、皆さんこの写真を見てなにか思いませんか???
僕はこの風景を見たときからずっと違和感があって、こういう疑問がわいてきました。大分県は九州の東側に位置しているために、夕日が見えないはずなのではないか、、、大分県で太陽が沈みこむ西側を向くと山が見えるのが当然で、なぜに海に沈む太陽を見ることができるのか、、、しかし、僕は今現在こうやって海に沈み込む夕日を眺めているのである。
真玉海岸を後にし、嫁さんと別府に向かって車を走らせている時にその答えの予想がつきました。別府まであまりにも時間がかかっために、真玉海岸は半島に位置し別府までの道のりをぐるりと回ってきたのではないかと、、、半島というものはでっぱりで、大きく湾曲しているのが特徴です。だから、海に沈み込む太陽を見ることができのではないのかと、、しかも、日本の半島は火山活動によって形成されることが多いんです。ということは、この半島も火山帯なのかということを想像していました。まぁ、ヒントは島原半島でしたけども、、、
CANON EOS10 film agfa shutterd by KANA
で、調べてみると、、、
見後にビンゴ!!!
国東半島は火山としての成立後に傾動したことにより、見事な円錐半島を形成し、遠浅の海岸を作り出し干潟を形成したということです。また、この真玉海岸の干潟は、手つかずの自然のままの干潟らしいです。
自然って本当に素晴らしすぎます!!!!
K-20D+FA35mm
久しぶりにAGFAなどのフィルム使って写真撮ってみたくなりました!!!
CANON EOS10 film agfa shutterd by KANA