不動滝をあとにして、車を止めている所まで戻り、車道をさらに歩いて登って行く。
あまり遠くないはずなのに、それらしき場所がないなあ、とカーブを登りきると、看板があった。
おお、ここが入り口か!発見できてよかった~。
道に残ったわずかな雪が滑る。ところどころ土が顔を出しているので、すべらないように気をつけながら歩いて行く。
うしろを振り返って撮った写真。
2~3分歩いたら見えてきた。
なんだー、すぐじゃん!と思ったが、それはぬかよろこびに終わる。
滝のすぐ下にたどり着くには、また地肌むき出しの斜面を慎重に歩いていかねばならない。つかまる木や笹もなくましてやロープも設置されていなかった。
邪魔な重い三脚と一眼カメラを投げ出し、小さなコンデジひとつで空身でならいけるかな、とも考えたが、4,5mのがけ下に落ちるのだけは勘弁、と思い、引き返すことにした。
滑り止めのない長靴だったのも原因だが、雪が積もって地面が固まったほうが歩きやすいのかも知れないので、機会があったらまたチャレンジしよう。
氷柱もまだ下まで到達していないので、未練はない。
危険すぎるわあ~、やめといて正解だわ~、と思いながら道路を下っていると、
駐車している所のすぐ近くの道路上から地蔵滝が見えていた。
肩すかしをくらった感じ。
途中から引き返したので、消化不良気味のまま帰ることになるが、
来る途中で見かけた「旗巻古戦場跡」「小斉物見櫓」と「四方山」の看板が気になったので、
寄り道して帰ることにした。
つづく。