ゆる旅kikky・虫日記

~~目指すは山頂からムシに変わりました
~~虫の名前はネットや書籍で調べていますが間違い多しです。

7月15日早朝笹谷峠

2014-07-20 06:19:07 | 写真 釜房~笹谷
日の出前に目が覚めたので、笹谷峠の登山口駐車場を目指して出発。
目的地にたどり着く前に明るくなってきたが、川崎町内をながれる川に朝焼けが写り込みそうだったので、河川敷で撮影を試みた。

xz-2

アジサイも濃くてきれいだった。


上の写真は橋の下から見て東方面で、反対側を見ると、川霧が漂っていた。


すっかり明るくなり、笹谷に向かう。

東北道の笹谷インターを過ぎ、ヘアピンカーブを通過しながら登っていく。朝日が差し込んで光が現れた。


登山口の駐車場に着くと、一台の車が止まっているのみ。撮影場所の反対側のため気にせず撮影に没頭できた。
空との境はあまりはっきりしない雲海ではあるが、まあまあの雲海である。雲におおわれて全く景色が見えないのに比べれば、ずっといい。


駐車場で夜を過ごしたという男性に雲海から見える山を教えていただいた。大朝日岳だったかな、三角に見える山のところらしい。今の時期、高山ではお花畑が盛りを迎えているが、この方も最近秋田駒ケ岳に登って高山植物の花畑を見てきたそうである。名前は知っているがまだ登ったことのない、祝瓶山もいいらしい。

うらやましいが、自分は、今体力的に山を登る自信がない。
年々、年をとっていくから、やっておかないとだんだん出来なくなっていくよ、という話になり、その通りだ~とうなずく。

まあ、無理して遭難するよりはいいか・・・。
天気と、体力と、体調と相談しながら、月山あたりなら行けそうかな、と考えてはいる。

夏本番まえの、梅雨の晴れ間に登りたいが、それが休日と上手く合うかが、むずかしい。
梅雨明けはもうすぐだな~。


ただの滝も朝日を浴びて、かがやく。


地震雲か?


次の日、福島で震度4。







7月14日蔵王

2014-07-17 19:30:31 | 写真 蔵王


16時20分ころ空を見上げると、なんだか地震雲のような雲?
北の方角にはあまりはっきりとしないが、断層雲になってるようにも感じられる空模様であった。


15日にかけ現象雲が見られたが、16日の福島県浜通りで起きたマグニチュード4.6、最大震度4の地震の前兆だったのだろうか?

雲を見ながらまた今日も蔵王へ向かう。
出発したのが16時すぎで、日没前までになんとか蔵王にはたどり着けそうだった。
湿原のキンコウカの咲き具合を確認したかった。

三階の滝に立ち寄ってみた。7月3日に見付けた芽はまだ1cmしか伸びていなかった。いったい何の芽なのだろうか。


タマゴタケが良く見つかった場所には何もなく、がっかりするが、ダメもとで通路沿いを歩いてみるとキノコが!


ラッキー。傘の表面は虫に食われているが、ハリがあって状態は良かった。


峩々温泉入り口付近でもダメもとで目を凝らし探してみると、いたいた!


他にいないか?とさがすと・・・


傘が割れてるけど、きれいな状態。

下からアップで。


少し暗くなってきたので、切り上げて御田の神を目指す。

こまくさ平で見た、空。


山頂は雲がかかっているようだったが、風が飛ばしてくれることを期待して急いで向かった。

御田の神には日暮れ前に間にあった。

思いがけなく、シャクナゲを見ることが出来た。



キンコウカはまだ咲き初めだった。


太陽がオレンジ色に染まる雲にかくれてしまい、暗くなる恐怖とたたかいながら、湿原をまわる。


ここで見た、雲も何やら地震雲ふうだった。横縞がきになる。


うろこのような模様の雲に夕日が反射する。


帰りはヘッドライトを持ってくればよかったかなと思いながら、足元が安全なエコーラインに逃げて駐車場まで戻った。

スイレン

2014-07-06 10:59:37 | 日記
庭のスイレンが咲きはじめました。一週間くらい前の写真です。

OLYMPUS XZ-2

結構ほったらかしでも、毎年可愛い花をつけてくれます。






御田の神 7月3日 くもり

2014-07-04 02:36:17 | 写真 蔵王
今日は仕事が休みだが、昨日ミスってしまったので朝一で職場に向かう。
とりあえず最悪の事態はさけられたので、そのまま蔵王へ向かう。

本当は登山の練習というか足ならしをする為にどこかの山に行こうかとも思ったが、今日はやめた方がいいのかもしれない、と考えつつ、桑沼にも行こうかとも思ったが、やはり蔵王の御田の神湿原が気になるので、南へと車を走らせた。

エコーラインを登り始めの林の中に、何やら異様な物体を発見。


2~3年前には近くでヤマブシタケを発見したことがあって、後で調べたら食べられるキノコだった。しかしキノコにあたったら怖いので、写真に撮るだけにしている。

車道から10mくらいのところにあるので、虫とかちょっと気持ち悪いが、近くまで行ってみた。


ヤマブシタケではなかった。ホウキダケだろうか。毒キノコなのかもしれない。
すごく目立っているのに、手付かずなのだから、そうなのかもしれない。
ホウキダケはいろいろな種類があって食べられるのと食べられないものがあるらしいから要注意である。

いろいろな角度から撮影していたら、大きな毛虫や足の長いクモ、木の皮に擬態した蛾、顔のまわりをうるさく飛び回る虫が出てきて、鳥肌が立ってきたので、撤収した。

近くには花色のきれいなアジサイが咲いていた。


次は、おととしキノコをよく見付けたところに立ち寄ってみた。去年はさっぱり見つからなかったので期待しないで行ったら、少し発見できた。


こういう下の方にあるキノコのような被写体を写す時は、チルトになっている液晶のカメラが使いやすい。

次に、三階の滝展望所に立ち寄る。


曇ってはいたが、まずまずの景色。

駐車場まわりで何か面白いものはないか、探してみる。子供の小指ほどの小さな芽らしきものが地面から生えていた。


全く分からないが、ギンリョウソウっぽいけど、時期的に遅いような…。


これもすごく小さくてつぼみかと思っていたが、実のようである。



さて、また上を目指す。

こまくさ平にまた寄る。

こまくさがたくさん咲いて見ごろを迎えたよう。


まわりは霧に包まれて視界はあまり良くない。滝の音は聞こえるが、全く見えなかった。

早めに切り上げて、御田の神に向かう。
山頂付近には雪がまだ残っていた。

御田の神に着いたのは、午後1時半ごろだったので、静かでゆっくりできた。

駐車場のすぐわきにつゆ草に似た小花が咲いていたが、帰る頃には閉じてしまった。


御田の神湿原。入り口はハクサンチドリがお出迎え。


チングルマに混ざって、小さな蘭系の花が咲いていた。






食虫植物のハエトリソウを発見!
あとで気づいたが、虫がかかっていた。


まんまるの実ってかわいいな。


キンコウカがつぼみを持っていたので、黄色のお花畑になるのも時間の問題。




避難小屋まわりのワタスゲの群落。


御田の神様まで来ると、他に人がいないので、座ってゆっくりしていると、オタマジャクシが泳いでいるのが目に入ってきた。


御田の神様のまわりもアカモノなどの小さな花が咲いていた。


道路の路肩で。


帰りは木道を通らず、エコーラインを歩いて帰った。途中で反対側にも木道の道があって、やはり高山植物の花が咲いていた。


車に戻ったのは16時ごろ。

眠くなったので仮眠をとり、5時半ごろ出発。
来るときに見た、刈田岳下の井戸沢の残雪。


ショウジョウバカマが今頃咲いていた。


スミレも!


桜は他の斜面にもまだ残っていた。


4~5mもずれれば満開のウラジロヨウラクだが、残雪の残る沢沿いのウラジロヨウラクはまだつぼみが出来たばかり。


ほとんどが初夏の雰囲気であるが、井戸沢付近はようやく春が来た、といった感じだ。

霧に包まれてきたところで今日はこれにておしまい。


湿原は次々に新しい花が咲いて、毎回新しい発見があり、飽きることがない。