ゆる旅kikky・虫日記

~~目指すは山頂からムシに変わりました
~~虫の名前はネットや書籍で調べていますが間違い多しです。

10月5~9日北東北の旅 (四日目)続・奥入瀬渓流・八幡平

2014-10-29 10:17:42 | 車中泊 青森秋田の旅
奥入瀬渓流にとどまって3日目。
1日目はしっとりとした雨の中での写真撮影、2日目は台風一過のまずまずの天気の中散策、遠出してきて2日も奥入瀬にいたんだからもう十分なんじゃないか、そろそろ秋田に移動した方がいいんじゃないかとも思ったが、なんとなく未消化感がぬぐえなかった。
それで3日目の午前中もしぶとく奥入瀬にしがみつき、昼近くになってようやくあきらめがついたので、午後になって八幡平へと移動を始めた。

この日も夜明けと同時に奥入瀬にはいる。
初日の一番最後の薄暗い中に写真をとった阿修羅の流れから九十九島あたりを散策。
新緑とか紅葉とかなら絵になりそうな所であったが、季節感が中途半端な感じでほとんど写真には収めず。
つきあたりの下の写真の流れが岩で変化しているところが見ごたえあったかな。


別の場所へ移動。
木道で川を渡るが、その木道の上から。


進んでいくと、滝があらわれた。

九段の滝であった。

そのまま上流に進んでいくと銚子大滝。3日連続で見たので紅葉も進まず、感動も少ない。

銚子大滝から戻る。また九段の滝前を通り、すがすがしい渓流散策を楽しむ。








奥入瀬渓流の石ヶ戸という休憩所や売店のあるところに車を駐車して西側に散策してみた。
車を一番西のはしの方に停め、手っ取り早く車道を歩いて三乱の流れといわれる所に向かった。
ここは台風の雨の中、何も知らずに写真撮影していた所で、やっと記憶がつながった。





ここから渓流沿いの遊歩道を歩いて石ヶ戸の駐車場まで戻った。

きのこ。




お初にお目にかかるノボリリュウではないだろうか。












休憩所近くになると、つた?におおわれた大木が出迎えてくれた。


色々な植物が寄生していた。








ここにきて、やっと「もう、奥入瀬はそろそろいいかな。」という気持ちになってきたので、秋田に移動を始めることにした。

(続く)

10月5~9日北東北の旅 (三日目)続・奥入瀬渓流付近

2014-10-24 09:47:03 | 車中泊 青森秋田の旅
さて前日は一日中台風の影響で雨がふっていたが、台風は通過して空は晴れていた。

昨日回れなかった蔦沼と、雨で写真を撮れなかった酸ケ湯温泉付近の紅葉と、奥入瀬渓流のどこから回るか、直前まで悩んでいたが、やはり一番気になるのが奥入瀬であったので奥入瀬からまわり始めることにした。



思ったより水が濁っていなかった。きのうの日暮れ前の方が流れが激しかったように思う。
それでも水かさは増していて、きのうの朝は立つことが出来た所は川底になっていた。

早朝の人も車も少ない時間帯なのでピンポイントで撮影する。


何カ所かバス停があるため、バス運行前の時間帯を利用して車を寄せて撮影。


滝よりもきのこにくぎ付け。
初めて見たが、ツエタケというのかな?と思いながら滝とツーショット。

場所を変えて、遊歩道を歩いていると、太陽が差し込み始めた。


きのうも立ち寄った銚子大滝。




今日はきのうと違って太陽が降り注ぐ。




8時過ぎころから人も多くなってくる。


いったん、子ノ口まで出る。


遊覧船がちょうど着いた。


湖に青空と船はベタな景色だけど、やっぱりいい。

奥入瀬をあとにし、酸ケ湯方面に向かう。途中蔦沼を通るが、紅葉のきれいだった酸ケ湯温泉方面を先に見に行く。

蔦温泉を通り過ぎてどんどん山を登って行くと、ブナの二次林に出る。きのうの雨にぬれたブナ林の方がはるかにきれいだった。


空を見上げて。


酸ケ湯に行く前に、田代湿原によって見ることにした。きのうは暗い感じの風景だったが、今日はどうか。


さわやかな秋の草原といった感じ。

中ほどにある駐車スペースに車を停めてみた。
看板があった。


グダリ沼という沼があるらしいので歩いてみた。このだだっ広い草原に誰もいないと思って歩いていたら、左下から、こちらの方に歩いてくる人たちがいた。
そちらを向くと、眼下に沼が見えてきた。
予想外にきれいでビックリ。


も少し近づいて。


紅葉もほどよく、きれいな水が流れていた。


帰りみち森の中を散歩して見た。
マイタケ発見。においはマイタケそのもの。


大きな枝ぶりのブナ。


倒木にきのこのかたまり。


こういうのとか、

こういうキノコも。



さて、やっと酸ケ湯に向かう。
紅葉真っ盛りであった。


まんじゅうふかし付近。


そしてやっと、蔦沼に戻ってきた。そのまえにゆっくり温泉。
うす暗くなってきたけど、行けるとこまで行こう。


まだ夕日があたっていた。
下の写真は紅葉した山に朝日があたると、すごくきれいな写真が撮れることで近年大人気の場所。

紅葉まだなのでテンションあがらず。このブログをアップした10月24日現在なら見事に紅葉しているのではないだろうか?

うしろの林の中から蔦沼を見る。


とおりみちできのこ探し。


白キクラゲ?きれいだった。


ほこりたけ。


日はどんどん傾き、この日はこれにて終了。

しかし、このまま今日中に八幡平方面の秋田に移動するかどうかを悩んだ。こんなに青森に滞在していたら、福島まで行くのは無理だ。奥入瀬をとるか浄土平をとるかになって、結果、次はいつ来れるかわからない奥入瀬渓流に悔いを残さないために、もう一晩残ることにした。

自分が見た景色が奥入瀬渓流のどこに位置するのかが分からない、というのがいちばんの心残りであった。
石ヶ戸から銚子大滝までの2時間くらいを車で移動せず歩けば位置関係がもっと分かったかもしれない。
今となってみればである。
(4日目に続く)

10月5~9日北東北の旅 (二日目)奥入瀬渓流付近

2014-10-23 12:51:22 | 車中泊 青森秋田の旅
さて前日は真っ暗闇の中、青森入りしたので、自分が今どんな所にいるのかが分かっていません。
朝、目が覚めてもまだ暗かったので、身支度をして車を走らせると、だんだん明るくなってきました。

まず子ノ口に行ってみます。奥入瀬川は十和田湖の流出河川でここの子ノ口から太平洋まで流れていくそう。

この日はちょうど台風が関東・東北地方を通過する日で、天気は悪く、どんよりとした雲に小ぶりの雨。紅葉も始まったばかりでした。



小雨が降るなかササッと写しましたが、朝の静けさが桟橋に漂っています。



いよいよ奥入瀬渓流へ向かいます。まずは、写真でよく目にする銚子大滝付近です。
台風が通過する直前なので水かさはまだ増えていないようです。



10月上旬だったので、紅葉には一足早かったよう。ネットで調べると10月23日の今日はまさに見ごろで黄色に色づいた木々の葉が奥入瀬の流れを美しく彩っていました。ああ、うらやましい。



歩いていくと銚子大滝があらわれました。



わきの階段を下って豊富な水量が流れ落ちる滝の正面に立つ。



遠くから見てもきれい。



道路わきに車を停められるスペースを探しながら写真を撮っていったので、どこで撮影したのか分からない写真がほとんど。



少ないながらも黄葉した葉を探しながら写真を撮った。



トリカブトのような花もあった。



もちろんキノコも写真におさめる。



ここはどこか?



遊歩道を歩いてきのこを探す。

上のキノコはいい感じにぬめってます。




何となく落ち葉が秋っぽさを演出してくれている遊歩道。



奥入瀬わきには滝も多く、なんという滝かよくわからないまま撮影する。



念のために撮っておいたが、上の写真の滝がこの玉簾の滝なのかどうかは分からない。



また、お花発見。大文字草。



大文字草が咲いていた所から見えた滝(だったと思う)。



天気はいまいちだけど川の流れに癒される。



きのこ発見。








滝。



奥入瀬の流れ。岩にはりついたシダなどがいい雰囲気。



きのことシダ。



黄葉した葉は少ないながらも印象的な木。



一旦奥入瀬を離れ、酸ケ湯方面に足を伸ばした。
奥入瀬より標高が高い、酸ケ湯あたりは紅葉が見ごろになっていたが、雨風とも強く車の中から撮影したこの一枚のみ。



交通標識に田代平の案内があったのでそちら方面に行ってみた。ここはノーマークだった。



いい色出してますな~~~。
ただ、天気がいまいちで残念。

蔦沼にも行きたかったので探したが、蔦温泉が入り口になってると知らず、通り過ぎて戻ったりした。

蔦温泉に3時頃ついて、蔦沼行くのをどうしようか考えていたが、日帰り入浴は16時までだったので、先に温泉に入った。味をしめて次の日も蔦温泉に入った。静かでとてもゆっくりできた。

雨もやまずうす暗くなってきたので、沼巡りは明日にすることにした。
薄暗い中、奥入瀬わきの道路を車で走ってみた。今日一日の雨で、水がさらに濁り、ながれもはげしくなっているようだった。

阿修羅の流れ付近だったか?


二日目はこれで終了した。

現象雲?

2014-10-21 05:35:12 | 日記
昨日は天気がイマイチだった。曇り空で小雨もパラついていた。

お買い物に来た先の駐車場で見た雲に縞模様が出来ていた。
宮城県上空であるが、明日あたり小さめの地震があるかも?ないかも?







今朝3時頃に目が覚めてしまったので、こんな朝早くにブログの更新。

(追記)
22日09時21分頃 青森県東方沖 M4.2 最大震度2


10月5~9日北東北の旅 (一日目)

2014-10-20 20:03:53 | 車中泊 青森秋田の旅
10月5~9日まで待ちに待った5連休がやっと訪れた。どこに行こうか直前まで悩んでいたが一気に青森からまわり始めることにした。

出来れば東北6県まわりたいという野望を抱いていた。車で通り抜けるだけなら可能だったかもしれない。しかし観光名所をあちこち回ったりすると、実際はあっという間に時間が過ぎて青森の十和田湖周辺と秋田の八幡平周辺でほぼ終わってしまった。

御嶽山が噴火したのに不謹慎かもしれないが、東北各地の活火山を廻ろうかとも考えた。しかし噴火のすさまじさを思うと登山はためらわれた。以前福島の浄土平から一切経山を見たときに水蒸気がもくもくとのぼっていてぎょっとしたことがあった。一切経山に登って魔女の瞳ともいわれる五色沼を見たいと思ったが、万が一目の前で噴火したら逃げられそうにないな、など悪い想像は膨らむばかりであった。

福島の浄土平もちょうど紅葉が見ごろとのことで青森から先に回るか福島を先に回るかで悩みに悩んだが、5連休などそう簡単には取れないので、一番遠い青森にまず行くことにした。3年前にも青森を訪れたがその時は八甲田山に登った後すぐ白神山地に向かったので、いつの日か奥入瀬に行きたいと思っていた。

また、2週連続となる大型台風が近づいていた。東北は西日本に比べると、あっという間に通り過ぎるので連休中のうち二日目が台風でつぶれてしまった。しかし、日中は雨は弱かったので傘をさしながらでも撮影できた。

さて、10月5日の連休初日はとりあえず朝は普通に起きて家の片づけをしたら、お昼になった。それから、旅の準備をして、14時頃に、無事出発する事が出来た。
家族を残して自分ひとりで出掛けるものだから、出掛けるときはいつも後ろ髪引かれる思いだが、見慣れない風景が見えてくると、さびしさよりも旅への期待の方が強くなってくる。

高速道路は利用せず、国道4号線をひたすら北上して十和田湖に向かったので、着いたのは夜中の1時だった。11時間の運転はやはり疲れた。
夜中に十和田湖畔を走っていたが、昼間なら見えるであろう湖がまったく見えず林の奥の漆黒の闇に不安を感じながらひたすら走った。
路肩の空きスペースに車を停車して、その日は眠りについた。
第一日目は移動のみで終わったのだった。
(続く)