ゆる旅kikky・虫日記

~~目指すは山頂からムシに変わりました
~~虫の名前はネットや書籍で調べていますが間違い多しです。

2023春の始まり〜太白山自然観察の森

2023-03-17 06:37:02 | 昆虫 太白山

午後3時、やっと自由時間がとれたので近所のカタクリの様子を見に行く事にしました。

太白山自然観察の森に行き蝶の広場に近づくと、樹木の伐採作業中のようでした。

そのため手前でUターンして来た道を戻り管理棟前の広場に行きました。

杉の木が伐採されて陽射しが入り、明るい雰囲気になっています。

管理棟前のカタクリはまだ数は少ないですがツボミが見られました。

気温が上がればもうすぐ咲きそうです。

建物のわきにあるロウバイ?の花。

下向きの花なので、どの角度で写そうか悩んでいたら、花の後方から蝶がパタパタと飛んできました。

いそいで追いかけたけど見失いました(*´Д`*)

オレンジ色の模様で中くらいの大きさ。

なんの蝶だったんでしょう?キタテハというよりアカタテハのような模様に見えました。

梅の花。

バサバサッと音がしたので見ると白サギが川にいて奥へと飛んでいってしまいました。

新しい看板が設置されていました。

生き物を捕まえたい人ってこういう注意書きが目に入らないのか、私の以前の同僚がここの川で堂々と生き物を捕獲してきたのにはびっくりしました。

都会の住宅地に近い森でも、人々が大事に保護しているから、いろいろな生き物を見ることができます。

子供時代に田舎の自然の多い場所で育つといくら捕まえても減ることがないので、分からなかったのかもしれません。

木の枯れた枝に白い菌のようなものが。

虫の痕跡はあまりないなあ、と入り口近くまでもどってくると、ヤママユの抜け殻。

今年はどんな昆虫に出会えるか、森の中を歩いているとワクワクしてきました。


2022.07.14自然観察の森にて虫探し〈後編〉

2023-03-12 21:56:51 | 昆虫 太白山

7月14日の太白山自然観察の森での虫探し〈前編〉を10月にあげてから、冬を越して2023年3月13日にこの記事を書いています。(;^_^A

やっと厳しい冬が終わり、春の昆虫探し&お花見などが脳裏をよぎる日々。

2022年7月14日の虫探しで見つけた昆虫の数・種類ともにまあまあの写真が撮れたことと、その後本格的な夏の到来で虫探しどころではなくなりました。

まずはバッタくん。

翅が短いフキバッタ?

アブでしょうか?おそるおそる近づいてパチリ。

予想もしていなかったカミキリムシです。

アカハネじゃなくアカハナカミキリでした。触覚が黒いことで見分けがつきやすいそうです。

マメコガネでしょうか。

またバッタ。

ハバチだと思いますが、何ハバチでしょうか?

カツオゾウムシ。

カツオゾウムシは結構見かける虫のひとつですね。

きた~、変顔ムシ。

図鑑パラパラめくっても全くわかりません。

翅ないから何かのバッタの幼虫?

セミの抜け殻。

『虫のぬけがら図鑑』で調べてみたが・・・

アブラゼミかミンミンゼミかで比べたら、ミンミンゼミかな~?

図鑑見てもわかんないw

ユリとタマゴタケにも遭遇。

カメムシ幼虫のぬけがら。

ベッコウハゴロモ。

これを見れたのがうれしい。

エサキモンキツノカメムシのメスは生んだ卵を守る習性があります。

エサキモンキツノカメムシのペア。

ミノムシ。

粘菌かな?

これも昆虫なの?↑

この日2度目の遭遇!

一匹目は生きてたかどうかも怪しいですが、こちらのセンチコガネは歩道を横切っていたところに偶然出くわしました。

ころころしててとってもかわいい。

アジサイの季節。

梅雨が終わろうという季節でした。

管理棟のまえの水たまりでカラスアゲハが給水。

きれいですねー。

サルトリイバラにルリタテハの幼虫がいないか見に行くと、いたのはガの幼虫!

見たことあるような、なんていう蛾だったかな・・・。

キマワリにも遭遇。

笹の葉に何やら巣のようなものを見つけたので、虫には気の毒ですが、開けてみました。

あ、落ちちゃった!ごめん。

ヒカゲチョウの幼虫かな。

最後は毛虫です。

以上です。

 

 

 


2022.07.24太白山自然観察の森にて虫探し<前編>

2022-10-13 21:01:32 | 昆虫 太白山

そろそろ梅雨も明けてきたかなという雰囲気の7月24日。

太白山自然観察の森に行ってまいりました。

みはらしの道コースを歩きました。

まずは大きなキノコに出会いました。

上の画像の中央の左寄りにキノコがいました。

人間には毒キノコでも、虫は食べれるのかもしれません。

虫はいなさそうだなーと木の根元を除きながら歩いていくと、カナブン発見。

裏側を見ると形の変わったキノコを発見。サンコタケ?というらしいです。

キノコムシかなと思い調べたら、違うようでした。

中の1匹だけかと思ったら上にもいてビックリ!

クロボシヒラタシデムシという虫で、昆虫図鑑にのってなくインターネットで見つけました。

するとすぐ近くにセンチコガネもいてまたビックリ。

まったく動かないので生きてるのかどうか分かりませんでした。

シデムシもセンチコガネも動物の死体やフンを食べるので、手にのせるのは遠慮させていただきました~。

たぶんすごく臭いですw

センチコガネとシデムシが見れてラッキーとまた歩き始めるとまたもや近くの切り株に新鮮なキノコを発見。

今度こそキノコムシでしょうか?

大きい方がヨツボシオオキノコムシで、小さい方がシベリアチビオオキノコというらしいです。

タイミングよくキノコムシに出会うのが難しいので、ラッキーデーでした。

ミミズのようですが足が千本くらいあります(;^ω^)

これはミミズだと思いますが、ミミズにもいろいろ種類があるようです。

枯れた?木に貝殻がくっついてました。虫なのかな?

カツオゾウムシかと思います。↑

海が見えるところまで来ました。

前半はここまでです。

 


2022.04.05 太白山自然観察の森

2022-04-06 11:25:16 | 昆虫 太白山

今年の仙台市の桜の開花は4月8日で、その直前に撮った太白山自然観察の森の様子です。

里山はじょじょに色づき始めてきました。

太白山山頂を近くの団地から撮影しました。

太白山も3月16日の福島県沖を震源とする大きな揺れに見舞われまして、登山道が崩れたようです。

それでは、駐車場のそばの樹木からさっそく観察開始です!

ヤママユの繭。

クスサンの卵。去年孵化したようで、カラのたまごでした。

 

ヒヨドリ。

冬にウラギンシジミが越冬していた葉の近くを見たら、シジミチョウはいなくなり代わりに毛虫ちゃんがいました。

梅が満開でした。

スズメ。

ヤマガラ。

この2年間ほど新型コロナウィルスとロシア・ウクライナの戦争の報道で洗脳されたのか気が滅入る日々でしたが、春の訪れで少しは生きる気力がわいてきました。

 


真冬の太白山自然観察の森 2 水辺の虫

2022-02-20 16:24:45 | 昆虫 太白山

「見晴らしの道」から「やすらぎの道」方面へ曲がりますが、「やすらぎの道」は行かず「出会いの道」へ。

「くわがたの森」など通りましたが、何も見つけられず。

 

「とんぼの沢」の東屋ならミノムシがいるだろうと最後の望みをかけてたどり着きました。

いました~。

ミノの形が違うので違う種類かもしれません。

ちいさなつらら。

沢をのぞくと、小さな白い虫がたくさん泳いでいるように見えました。

よく見ると泳いでいるのではなく水面すれすれを飛んでいました。

これらの2-3mmの虫に混じって、1cmほどの羽のある虫が水面で羽をバタつかせていました。

小さなカワゲラでした。

寒い時期でも元気な虫はいるのですね。

樹木の苔の中に、寒さで息絶えたのか動かないドクガの幼虫がいました。

時折太陽が顔を出し、雪と苔のコントラストがきれいでした。

先日教えていただいた、冬越し中の蝶たちはまだ元気だろうかと確認しに行きますと・・・。

いたいた!同じ場所でじっとしたまま。

ウラギンシジミもお元気な様子で安心しました。

以前、越冬中の蝶がいないか風の当たらない橋の下などを探したことがありますが、実際はこのように日当たりのいいところにいるみたいです。

チョウは飛ぶ前に羽を広げ太陽にあたって体を温めます。

これも春の訪れをいち早く知るための習性なのでしょうか。