10数年前まで写真は手ぶれとの闘いでした。
脇をしっかり閉めてカメラを抱えるのは基本ですが、ブレないように体を手すりに固定させたり、三脚を持ち歩いたりと手ぶれを生じさせない涙ぐましい努力をしてきたものでした。
それが今ではスマホで撮影した方がきれいとも言われる時代です。
たしかに私も昆虫撮影では、一眼レフ(超古いeos40d)よりも、コンパクトデジタルカメラで撮影します。
ぶれずにキレイに写せます。
そして手振れ補正のない一眼レフカメラに望遠レンズを装着して蝶や野鳥を撮影してもほぼブレてしまいます。
先日、太白山自然観察の森での撮影にeos40d(手ぶれ補正無し)と姪から預かり中のeos8000d(手ぶれ補正あり)を持っていきました。
結局は使い慣れた40dばかりを使うことになりました。
慣れないカメラは役に立たないな、と思いました。
ですが最近、古いカメラと新しいカメラの違いを調べているうちに、理解が深まって思い込みが解けてきました。
野鳥の撮影などのように、移動する被写体、動く被写体には、手振れ補正は重要だなと。
となると、昆虫も動き回る被写体ですし、撮影する角度をこまめに修正するため三脚は不便。
やはり手振れ補正がないと難しい被写体だなと気が付きました。
ちょっと気づくの遅かったです(;^ω^)
古くてもいいカメラは使い方次第で今でもキレイに写せるのですが、被写体しだいでは大変な作業であります。
使い慣れていない8000dをどうすべきか悩んでいましたが、今後は積極的に蝶や野鳥の撮影に使っていくことにしました。
ダブルズームキットの中古を5-6万円で2年ほど前に購入したようです。
中古品は付属品が欠けていたりしますが、全部そろっていたのでいいお買い物だったようです。