2010年3月2日(火)今日は近所の方から2日前に 関西空港から神戸までの高速船の往復乗船券を頂いて関西空港に向かっている。
当初は近所の方から 「高速船のチケットが手に入ったけど 二人で行かれませんか!」
とのことで、妻と相談した結果、折角の機会だからと考え行くことにした。
私は関西空港近くに住んでいるが、関空から高速船で神戸には行った事はなく、神戸空港や近くにある花鳥園なども楽しみであった。
今朝は幸いにして、空は晴れわたる上天気で、8時過ぎに自宅を出発、最寄り駅のJR日根野駅から関西空港へ行きことにしていた。
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日根野駅を通過して行く特急「はるか」関西空港と京都間を走っている。
日根野駅に到着して関空快速を持っていると、京都と関西空港を結ぶ特急「はるか」が白と青の美しい車体を見せながら通り過ぎて行く。
この列車を見送り関空に向かっていると、自分たちも海外に羽ばたきたい気持ちが湧いてくる。
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日根野駅に入線してきた関空・紀州路快速
ホームで暫く待っていると関空快速が入線、乗車すると10分ほどで関西空港駅に到着する。
空港ターミナル1階にあるリムジンバス乗り場(⑫番)から、桟橋行きの専用シャトルバスが運行され、乗車すると5分ほどでポートターミナル桟橋に到着する。
10時00分発のベイシャトル高速船に乗船する。
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関西空港と神戸空港を29分で結ぶベイシャトル高速船
UMI(うみ)とSORA(そら)と名づけられた双胴高速艇(総トン数84トン、速力30ノット、定員110名、運賃片道1500円、往復2700円)が1時間毎に運行され、関西空港と神戸間を29分で結んでいる。
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大阪湾を航行するベイシャトル高速船
神戸・関空ベイシャトル高速船は、定刻に関空桟橋を出航、大阪湾を横切り神戸に向かって行く。
大阪湾の波は静かで、ほとんど揺れることなく、30ノット(55km/H)で航行している。
船体が小さいせいか、60km以上のスピードが出ているように感じるが乗り心地は想像以上に良かった。
船上から観る景観はすばらしいが、この時期の大阪湾は霞んで見え、船が進むにつれ神戸の街並みや、六甲山系の山陵が近くに見えてくる。
間もなくして神戸空港の海上アクセスターミナルに到着する。
海上ターミナルからも専用シャトルバスが運行され、2~3分で神戸空港ターミナルに到着する。
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神戸空港ターミナルビル
神戸空港は神戸市中心部の三宮より南へ8kmに位置する地方管理空港である。
人工島であるポートアイランド沖に、埋めたてられた人工島(272ha)に造られている。
2006年2月に開港、2500mの滑走路を1本持つ海上空港である。
空港の開港に合わせて、ポートライナー(鉄道)が延伸され、三ノ宮駅から最速16分で結ばれている。
専用のシャトルバスを降り立ち、進んでいくと空港ターミナル正面玄関があり、その先がロビーになっている。
空港ターミナルビルは、3階建て(一部4階建て)の施設で、一階には総合案内所やコンビニ、到着ロビーがある。
1階中央には2階へのエスカレーターがある。昇っていくと出発ロビーがあり、チエックインカウンターや搭乗口がある。
3階は吹き抜け部分があり、周りはレストラン街で上島コーヒーや神戸洋食キチンなどが出店している。
私たちはさらに上にある、最上階展望デッキに行ってみることにした。
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正面玄関を入ったところにある神戸空港ターミナル1階ロビー
展望ロビーに上ってみると、入口の左右に庭園が造られ、数人の若い女性達がベンチで飲食しながら、壮大な景観を楽しんでいる。
階下には出発を待っている航空機が見えている。
神戸空港は、第三種空港であるためか、小型機の発着が多く、関西空港のような大型機は見られなかった。
視界がよければ大阪湾や対岸の関西空港、大阪市内などが一望できるはずであるが、残念ながら見ることは出来なかった。
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神戸空港ターミナルビル展望ロビーから見る航空機
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神戸空港に着陸しエプロンに入って行く航空機と離陸して飛び立っていく航空機
空港ターミナルビル展望ロビーから明石海峡大橋方面を見る。
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空港ターミナルビルから近代的なビルが林立する神戸市中心街(三宮)の景観
展望ロビーから滑走路の反対側を見ると、六甲山系の麓に広がる神戸市の全景が広がっている。
西は明石海峡大橋から東側にあるコンテナ埠頭の巨大クレーンなどが、港神戸の状況をかもし出している。
ターミナルビル北側には、近代的なビルが林立する神戸市中心市街部の三宮が見え、美しい都市景観を見せている。
展望ロビーには数人の方たちがベンチに座り、空港からの景観や航空機の離着陸の様子を楽しんでいる。
私達も朝、妻がたてたコーヒーをポットに入れて持参、展望ロビーから航空機の離着陸や壮大な景観を眺めながら飲むコーヒーの味は、また格別である。
暫く展望ロビーでくつろいでいると、ご覧の写真のように航空機が着陸、新たな航空機が飛び立って行く光景が見られた。
ターミナルビルで一時間ほど過ごした後、私たちは三宮と神戸空港までを結んでいる、新交通システムのポートライナーに乗車し神戸花鳥園に向かった。
この鉄道は無人で運行されている。
次の停車駅ポートアイランド南(花鳥園前)で下車する。
神戸花鳥園は駅の前にあった。
入園券1500円を購入し園内に入って行くと、そこは広大なガラスハウスになっていて、頭上から大輪の美しい花がぶら下がっている。
このような景観は、雑誌等ではよく見かけるが、実際に見るのは初めてで飽きることがなかった。
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神戸花鳥園入り口近辺にあるガラスハウスの中の頭上からの吊り花の光景
神戸花鳥園は、総面積約4ha、空調温室面積約16000㎡の広大な空間に、スイレン、ベコニアなどの園芸植物と、鳥類、魚類などの生物と、ふれあいを目的としたテーマパークである。
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仲むつましくお互いに見つめ合うクジャクバト
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販売している餌を与えようとすると近くにいる鳥(オオハシ)が飛んで来て、ご覧のような光景が見られた。
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鷲や梟の飛行ショーの会場、調教師の女性が呼びかけると真っ直ぐに飛んでくる。一日に3回開催されている。
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調教師の腕につかまり羽ばたく鷲、その後、飛行ショーが行われる。
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調教師の男性が語りかけるとうなずく梟(ふくろう)
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梟を片手にとまらせながら梟の生態などを説明する調教師の男性
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梟のショーの後は、触れ合ったり一緒に記念撮影をすることも出来る。
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バイキング料理のレストラン、大輪の花を咲かせたベコニアの下での昼食は心の憩うやすらぎのひと時であった。
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頭上を埋めている大半の花は球根ベコニアで、当園で交配・改良を重ねて栽培されたものである。
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満開に咲いた頭上から垂れ下がっている大輪の花が、バイキング料理や食後の飲み物を一層美味しく、楽しい雰囲気にしてくれる。
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記念のショットにと・・ハート型に造られた花
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長屋門の近くにペンギン池がある。ケープペンギンが飼育されている。池から通路に出て子供たち触れ合ったり、餌をあげるなどの体験ができる人気スポットである。
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鯉も泳ぐ池の中で羽ばたくイチョウのような飾り羽が特徴のオシドリ(オス)
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中庭池にいるトキの仲間であるシロトキとショウジョウトキ(ショウジョウとは赤色のこと)に、餌をあげようとすると多数の鳥が集まってくる。
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色鮮やかな熱帯性のスイレンの池、大きな葉を持つオオニバスや色とりどりのスイレンが花を咲かしている。
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日本では見ることが出来ないパパイヤ、スイレン池の畔に実をつけている。
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毎日のように飲むコーヒー、この樹木を見ていても意外とコーヒーの実であることを知らない人が多い。スイレンの池の側で見かけたコーヒーの実。
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熱帯に浮かぶ大小様々なオオニバスの葉と、色とりどりのスイレンの花、1年中咲き乱れているようである。
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花鳥園では色々なスイレンを交配、新種のスイレン花にチャレンジして成功さしている。
何気なしに訪れることになった神戸空港や花鳥園、頭上から咲き乱れる花の中で、鳥や魚達と戯れるスポットとして人気が高まっているようである。
私達も神戸花鳥園を妻と二人で訪れ、十分に楽しむことができた。
花の下での昼食も楽しく、いつの間にか通常の倍近い食事時間になっていた。
帰りも行きと同じルートで、高速船で関西空港へ立ち寄り、JR関空快速で家路について行った。
当初は近所の方から 「高速船のチケットが手に入ったけど 二人で行かれませんか!」
とのことで、妻と相談した結果、折角の機会だからと考え行くことにした。
私は関西空港近くに住んでいるが、関空から高速船で神戸には行った事はなく、神戸空港や近くにある花鳥園なども楽しみであった。
今朝は幸いにして、空は晴れわたる上天気で、8時過ぎに自宅を出発、最寄り駅のJR日根野駅から関西空港へ行きことにしていた。
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日根野駅を通過して行く特急「はるか」関西空港と京都間を走っている。
日根野駅に到着して関空快速を持っていると、京都と関西空港を結ぶ特急「はるか」が白と青の美しい車体を見せながら通り過ぎて行く。
この列車を見送り関空に向かっていると、自分たちも海外に羽ばたきたい気持ちが湧いてくる。
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日根野駅に入線してきた関空・紀州路快速
ホームで暫く待っていると関空快速が入線、乗車すると10分ほどで関西空港駅に到着する。
空港ターミナル1階にあるリムジンバス乗り場(⑫番)から、桟橋行きの専用シャトルバスが運行され、乗車すると5分ほどでポートターミナル桟橋に到着する。
10時00分発のベイシャトル高速船に乗船する。
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関西空港と神戸空港を29分で結ぶベイシャトル高速船
UMI(うみ)とSORA(そら)と名づけられた双胴高速艇(総トン数84トン、速力30ノット、定員110名、運賃片道1500円、往復2700円)が1時間毎に運行され、関西空港と神戸間を29分で結んでいる。
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大阪湾を航行するベイシャトル高速船
神戸・関空ベイシャトル高速船は、定刻に関空桟橋を出航、大阪湾を横切り神戸に向かって行く。
大阪湾の波は静かで、ほとんど揺れることなく、30ノット(55km/H)で航行している。
船体が小さいせいか、60km以上のスピードが出ているように感じるが乗り心地は想像以上に良かった。
船上から観る景観はすばらしいが、この時期の大阪湾は霞んで見え、船が進むにつれ神戸の街並みや、六甲山系の山陵が近くに見えてくる。
間もなくして神戸空港の海上アクセスターミナルに到着する。
海上ターミナルからも専用シャトルバスが運行され、2~3分で神戸空港ターミナルに到着する。
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神戸空港ターミナルビル
神戸空港は神戸市中心部の三宮より南へ8kmに位置する地方管理空港である。
人工島であるポートアイランド沖に、埋めたてられた人工島(272ha)に造られている。
2006年2月に開港、2500mの滑走路を1本持つ海上空港である。
空港の開港に合わせて、ポートライナー(鉄道)が延伸され、三ノ宮駅から最速16分で結ばれている。
専用のシャトルバスを降り立ち、進んでいくと空港ターミナル正面玄関があり、その先がロビーになっている。
空港ターミナルビルは、3階建て(一部4階建て)の施設で、一階には総合案内所やコンビニ、到着ロビーがある。
1階中央には2階へのエスカレーターがある。昇っていくと出発ロビーがあり、チエックインカウンターや搭乗口がある。
3階は吹き抜け部分があり、周りはレストラン街で上島コーヒーや神戸洋食キチンなどが出店している。
私たちはさらに上にある、最上階展望デッキに行ってみることにした。
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正面玄関を入ったところにある神戸空港ターミナル1階ロビー
展望ロビーに上ってみると、入口の左右に庭園が造られ、数人の若い女性達がベンチで飲食しながら、壮大な景観を楽しんでいる。
階下には出発を待っている航空機が見えている。
神戸空港は、第三種空港であるためか、小型機の発着が多く、関西空港のような大型機は見られなかった。
視界がよければ大阪湾や対岸の関西空港、大阪市内などが一望できるはずであるが、残念ながら見ることは出来なかった。
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神戸空港ターミナルビル展望ロビーから見る航空機
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神戸空港に着陸しエプロンに入って行く航空機と離陸して飛び立っていく航空機
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空港ターミナルビル展望ロビーから明石海峡大橋方面を見る。
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空港ターミナルビルから近代的なビルが林立する神戸市中心街(三宮)の景観
展望ロビーから滑走路の反対側を見ると、六甲山系の麓に広がる神戸市の全景が広がっている。
西は明石海峡大橋から東側にあるコンテナ埠頭の巨大クレーンなどが、港神戸の状況をかもし出している。
ターミナルビル北側には、近代的なビルが林立する神戸市中心市街部の三宮が見え、美しい都市景観を見せている。
展望ロビーには数人の方たちがベンチに座り、空港からの景観や航空機の離着陸の様子を楽しんでいる。
私達も朝、妻がたてたコーヒーをポットに入れて持参、展望ロビーから航空機の離着陸や壮大な景観を眺めながら飲むコーヒーの味は、また格別である。
暫く展望ロビーでくつろいでいると、ご覧の写真のように航空機が着陸、新たな航空機が飛び立って行く光景が見られた。
ターミナルビルで一時間ほど過ごした後、私たちは三宮と神戸空港までを結んでいる、新交通システムのポートライナーに乗車し神戸花鳥園に向かった。
この鉄道は無人で運行されている。
次の停車駅ポートアイランド南(花鳥園前)で下車する。
神戸花鳥園は駅の前にあった。
入園券1500円を購入し園内に入って行くと、そこは広大なガラスハウスになっていて、頭上から大輪の美しい花がぶら下がっている。
このような景観は、雑誌等ではよく見かけるが、実際に見るのは初めてで飽きることがなかった。
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神戸花鳥園入り口近辺にあるガラスハウスの中の頭上からの吊り花の光景
神戸花鳥園は、総面積約4ha、空調温室面積約16000㎡の広大な空間に、スイレン、ベコニアなどの園芸植物と、鳥類、魚類などの生物と、ふれあいを目的としたテーマパークである。
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仲むつましくお互いに見つめ合うクジャクバト
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販売している餌を与えようとすると近くにいる鳥(オオハシ)が飛んで来て、ご覧のような光景が見られた。
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鷲や梟の飛行ショーの会場、調教師の女性が呼びかけると真っ直ぐに飛んでくる。一日に3回開催されている。
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調教師の腕につかまり羽ばたく鷲、その後、飛行ショーが行われる。
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調教師の男性が語りかけるとうなずく梟(ふくろう)
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梟を片手にとまらせながら梟の生態などを説明する調教師の男性
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梟のショーの後は、触れ合ったり一緒に記念撮影をすることも出来る。
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バイキング料理のレストラン、大輪の花を咲かせたベコニアの下での昼食は心の憩うやすらぎのひと時であった。
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頭上を埋めている大半の花は球根ベコニアで、当園で交配・改良を重ねて栽培されたものである。
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満開に咲いた頭上から垂れ下がっている大輪の花が、バイキング料理や食後の飲み物を一層美味しく、楽しい雰囲気にしてくれる。
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記念のショットにと・・ハート型に造られた花
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長屋門の近くにペンギン池がある。ケープペンギンが飼育されている。池から通路に出て子供たち触れ合ったり、餌をあげるなどの体験ができる人気スポットである。
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鯉も泳ぐ池の中で羽ばたくイチョウのような飾り羽が特徴のオシドリ(オス)
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中庭池にいるトキの仲間であるシロトキとショウジョウトキ(ショウジョウとは赤色のこと)に、餌をあげようとすると多数の鳥が集まってくる。
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色鮮やかな熱帯性のスイレンの池、大きな葉を持つオオニバスや色とりどりのスイレンが花を咲かしている。
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日本では見ることが出来ないパパイヤ、スイレン池の畔に実をつけている。
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毎日のように飲むコーヒー、この樹木を見ていても意外とコーヒーの実であることを知らない人が多い。スイレンの池の側で見かけたコーヒーの実。
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熱帯に浮かぶ大小様々なオオニバスの葉と、色とりどりのスイレンの花、1年中咲き乱れているようである。
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花鳥園では色々なスイレンを交配、新種のスイレン花にチャレンジして成功さしている。
何気なしに訪れることになった神戸空港や花鳥園、頭上から咲き乱れる花の中で、鳥や魚達と戯れるスポットとして人気が高まっているようである。
私達も神戸花鳥園を妻と二人で訪れ、十分に楽しむことができた。
花の下での昼食も楽しく、いつの間にか通常の倍近い食事時間になっていた。
帰りも行きと同じルートで、高速船で関西空港へ立ち寄り、JR関空快速で家路について行った。
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