2012年(平成24年)11月 秋も少しずつ深まり、色づいた桜も落葉をはじめ、今は樹に1~2枚程度の赤い葉が枝につき、静かな風になびいている。 そんな折に自宅近くで、毎日のように訪れる奥山雨山自然公園(大阪府熊取町)の中心的な存在の永楽ダム湖に行ってみた。
永楽ダム湖には一周2kmの周遊道路がある。 ダム湖周遊の道路には、早朝から健康志向の強い多くの老若男女が訪れ、ウオーキングやジョギングなどを楽しんでいる。 最近は特に利用者が多いのか、第一や第二駐車場は、利用者の車で満杯になっている時が多い。
また、ダム湖上空には展望台が聳えるように建っている。 この展望台は、ハイキングコースの中心的な施設として造られ、東側にも展望台が造られている。 この東西にある展望台からの眺望は、関西空港などの大阪湾一帯、正面の六甲山脈や神戸、大阪市、淡路島などの絶景が楽しめる場所に造られている。 また、東西にあるハイキングコースからの眺望も抜群で、何度訪れても飽きることのない景観が続いている。
この自然公園は、四季を通じて季節の趣きがあり、訪れた人たちを楽しませてくれる。 そんな折の11月21日(水) 私はカメラを片手に、ダム湖周遊道路やハイキングコース、紅葉などの撮影に出かけて行く。 その折に撮影した写真を下記に紹介する。
駐車場に車を止め、桜広場方面に歩いて行くと、奥山雨山自然公園の中心的な存在である永楽ダム湖が見えてくる。 桜広場からダム湖本体へ向かって行く。 すると、このような遊歩道が整備されている。 落ち葉が遊歩道を覆い秋の風情を醸し出している。
ダム湖周遊道路から ダム湖上にある緑の林の中にツル科の植物が、色づいて鮮やかな紅葉を見せている。
ダム本体を通り左へ下って行くと、芝生広場方面への入口がある。 この芝生広場は、シーズンには、学校の遠足や家族連れづなどで賑わっている。 上記写真は入口付近で、このような銀杏並木が続いている。
銀杏並木道を過ぎ、ほんの少し登ると谷沿いに可憐な葉をつける紅葉が見られた。
さらに緩やかなハイキング道を登って行くとモミジの群落地があり、ご覧のような紅葉を見せている。
モミジの群落地の林の中には、赤いじゅうたんを敷いたような紅葉をみせている。
モミジの群落地から芝生広場への近道(山道)があり、10分ほどで芝生広場へ到着。ご覧のような紅葉が見えてくる。
目も覚めるような鮮やかなに紅葉している芝生広場前のもみじ
芝生広場前の紅葉
やわらかい秋の太陽光線を浴び、鮮やかな色を見せてくれる芝生広場前の紅葉
芝生広場にある休憩所からの紅葉、休憩所の影が樹木に入り、樹木が明暗のコントラストを見せ、独特の雰囲気を醸し出している。
落葉がハイキング道を埋め尽くし、古い木造小屋と共にモミジの紅葉を一層引き立てている。
紅葉を手前にハイキングコースから泉佐野市方面の景観
奥山雨山自然公園のハイキングコースから・・・りんくうタウンと関西空港方面の景観
ハイキングコースから西展望台と林の中の紅葉
西ハイキングコースからの案内表示と西展望台の景観
尾根道の続く西ハイキング道からの永楽ダム湖方面の景観
永楽池近くの西ハイキングコースからの夕日(11月21日)
2012年11月25日(日) 今朝は朝起きて外に出てみると、上空には青い空が広がり、晩秋のやわらかい日差しが射す上天気になっている。 早速、カメラを持って、一日一日紅葉の深まる奥山雨山自然公園の紅葉を求めて、妻と二人で出かけて行った。
わずか4日間で深まる紅葉、西ハイキングコースから永楽ダム湖周辺の紅葉
永楽ダム湖を望む西ハイキング道の赤い実をつけたツル科の植物、後方は永楽ダム湖
西ハイキング道から永楽池周辺の紅葉、白い煙突の環境センターと和泉葛城山の山容
東ハイキング道からの紅葉した山容と大阪方面の景観
奥山自然公園芝生広場前の紅葉、わずか4日間だが左手前の紅葉がびっくりするほどの速さで進んでいる。
4日前はやや緑ぽくやや黄色がかっていたがご覧のような鮮やかなコントラストの紅葉を見せている芝生広場前のもみじ。
芝生広場前の紅葉、同じ木なのか! 木の上部や下部、枝先によって色彩が異なっている。
芝生広場までのハイキング道の脇にある紅葉。林の中と道路を覆い被せるような紅葉だが、それぞれに独特のコントラストを見せている。
枝ごとに異なった鮮やかな色彩を見せるモミジの紅葉。
モミジ以外の林の中の植物との間に鮮やかな異なった色彩を見せ、独特の風情を感じさしてくれる見事な紅葉。
今年は初夏に、なでしこジャパンの沢選手と同じ急性頭位めまい症の病気に襲われた。 病院の内科では原因がわからなかったが、主治医の指示で耳鼻科で診断すると、この病名を告げられた。 治療はたいしたことをするわけでもなく、耳鼻科の先生のいわれる通りのリハビリや薬を飲んでいると3週間ほどで全快する。
こうしたことがあって、日頃のウオーキングやハイキング道からの山登りを自粛していたが、夏場を過ぎた9月頃から、以前と同じように奥山雨山自然公園を主体とした、山登りや永楽ダム湖周遊コースでのウオーキングを、雨天以外に行うようになった。 そうしていると、体調も以前と同じように戻り、杖とカメラをぶら下げ、リュックを背負い、妻と出かけたり、単独で出かけたりして、自然公園内の山中を駆け巡り、また、仲間たちとウオーキングを楽しむなどの日々を過ごしている。
そんな中、11月に入ってくると、次第に紅葉がはじまり撮影していると、気になって同じ所を何回も訪れるようになってくる。
そうすると、モミジの紅葉が一日一日深まり、鮮やかな美しい色に変わっていく姿が見えてくる。 モミジの大木の紅葉は、夏でも気づくが、小さな林の中のモミジは、夏場、全く気にもかけていなったし、モミジがそこにあることさえも分からなかった。
しかし どうだろうか! 奥域のある林の中で、他の樹木や緑の葉と共に群生となって紅葉しているモミジの美しさ。 しかも、樹木ごとに色の違う鮮やかなコントラストに、モミジの紅葉の美しさに感動する気持ちが湧いてくる。
私は今年ほどモミジなどの紅葉写真を撮影するのは初めてで、次回も自宅近くの紅葉写真を紹介していきたいと思っています。
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