覚醒剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)。六本木の飲食店で弘道会の扇子を見せつけ、山口組六代目・司忍組長の歌を熱唱するなどの奇行があったことは前回の記事「清原容疑者、逮捕直前のヤンチャ奇行の数々。山口組六代目・司忍組長のテーマ曲をカラオケで熱唱する姿も」でお伝えしたとおり。が、「清原さんのその手の武勇伝……というか、奇妙な言動はまだまだあります」と語るのは、清原氏と親交の深い知人男性Aさん。
「あるバーでの話です。銀座のホステスと思しき綺麗どころの女性たちをはべらして上機嫌だった清原さんが、懐からおもむろに銃を取り出しました。もちろんエアガンなんですけど、その仕種がやけに堂に入っていて、僕の頭の中では『仁義なき戦い』のテーマが鳴りっぱなしでした。『コレが精神安定剤やねん』と言って、店員の股間めがけてエアガンを乱射。痛がって悲鳴をあげる店員さんを見て『グフッ、グフフッ』と愉快そうに笑っていました。まあ、一度席につけば、大金をおとす上客ですから、店側としても、“嬉しい悲鳴”ってところでしょうね。ただ、厨房から包丁を取り出してきて、テーブルの上でトンッ……トンッと指詰めのマネをしだしたときには、さすがに『備品が傷つくから勘弁してください』って顔をしていました」
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飲み方も豪快そのものだ。ウン十万円もするドンペリが数本空くことはザラだという。
「これは清原さんがちょっと前まで交際していたホステスから聞いた、彼女が清原さんと同伴で高級すきやき店に行ったときの話。個室で特上すきやきに舌鼓を打っていたとき、ふと気付くと、清原さんがパンツ一丁になっていたそうで。その話を聞いて、『パンツって短パンのこと?』と彼女に問いただしたら、『下着よ、下着』って。あのガタイでパンツ一枚の姿で肉をペロリと平らげながら、『中出ししたいから、付き合った女にはピルを飲ませる』って宣言していたらしいです」
女性との食事中に裸で肉を食らいながら中出し派をアピール。これほど男性ホルモンに満ちあふれた光景は見たことがない。
「豪快なエピソードには事欠かないのですが、ムラがあるのか妙に弱々しくなるときもあって……。西麻布に『A』というサウナがあります。刺青、タトゥーもオッケーなんで、清原さんもよく利用していました。ある日、一緒に入店してサウナに入ったのですが、サウナ内の客を見て、急に目が泳ぎ始めて……。勘繰り出したというか、挙動不審になったんです。『ダメやココ……。あかん。早よ、出るで』と、入店してものの30分も経たないうちに着替えて出ていっちゃいました」
シャブ抜きの常套手段といわれるサウナ。やはりその日の目的も……というのはゲスの勘繰りかもしれないが……。〈取材・文/日刊SPA!取材班〉
☆覚せい剤をしている人は、気持ちが大きくなり行動がおかしくなるそうですね。
元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)=東京都港区東麻布=が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で、警視庁は、清原容疑者が覚醒剤を繰り返し使用していたとの疑いを強めている。袋に入っていない状態の注射器2本などが自宅で見つかり、使用済みの可能性があるほか、調べに対して複数回の使用をほのめかす供述をしており、同庁組織犯罪対策5課は常習性の有無を調べている。
同課によると、捜査員が2日夜、清原容疑者の自宅を家宅捜索した際、覚醒剤の使用器具となる注射器3本が見つかった。うち2本はリビングルームのテーブルと台所の戸棚にあり、いずれも袋に入っていない状態だった。もう1本は袋に入った状態だが、清原容疑者自身が左手に持っていた。
また寝室の床にはパイプが1本落ちており、使用の形跡とみられるような黒ずんだ部分があった。清原容疑者は調べに対し「覚醒剤を注射器で腕に注射したり、ガラスパイプであぶって吸っていた」などと複数の使用方法を供述している。
さらに逮捕の数日前に清原容疑者の自宅から出された家庭ごみの一部から、覚醒剤の成分が検出されていた。こうした状況から同課は、清原容疑者が覚醒剤を常習的に使用していた可能性もあるとみている。
警視庁は4日、清原容疑者を送検。東京地裁は4日、13日まで10日間の勾留を認める決定を出した。【斎川瞳、黒川晋史】