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金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

女子バレーボール部顧問 NO341

2007年05月25日 | 過去の記事
 農政部会では、昨年提案をした農家へのアンケート結果が公表されました。この資料を参考に今後の地産地消や直売所建設を提案していきたいと思います。アンケートの結果は後日掲載します。

午後は橿原万葉ホールで議員総会が開催され参議院選挙への取り組みが検討されました。

 奈良市立一条高校の女子バレーボール部顧問の男性教諭(46)が、平成17年から18年にかけて練習中に当時の1、2年生の部員ら2人の腹をけったり暴言を吐いたと言う報道がされました。

 早速市の学務課に仔細を確認しました。奈良市では23日、同教諭を同日付で停職6カ月とする懲戒処分をした。また校長を始め管理職の処分も決めたとの事でした。

 一条高校バレー部では、全国大会に出場が出来るようになったとの事ですが、この教諭の指導体質には疑問が残ります。

 私も中学・高校・大学とバスケットボールをしてきましたが、高校時代は、インターハイにも国体にも出場をしましたが、当時の顧問から「どつかれたり」「蹴られたり」「罵倒されたり」した記憶がありません。先輩やコーチからはあったかも知れませんが、先生から暴力を受けたことはなかったと思います。
 それでも全国大会に出場できるように導いて蹴れました。

 スポーツの世界では、よく「愛のムチ」だとか激励のためと行って暴力を振るう事がありますが、それは指導者としていかに自分の指導力がないかという事を証明しているのではないかと思います。

 指導者は目標を明悪に示しその目標にまたは個人の目標にいかに向かわせるか。いかに能力を引き出すのかの技術が求められると思います。恐怖を与える事が指導ではないと思います。

 また別の話になりますが、教師の多くの人がいかに常識不足か?いかに礼儀不足か?いかに大人の常識に疎いか?多くの例を見てきました。(良い先生には失礼ですが)

 学校を卒業して、ひとつの世界の中で、年下の生徒・学童を相手に、常に上に立ってものを考え、生活をしてきた先生。「育み」「導く」事を忘れてしまったかのような場面によく出くわします。

「感謝を表せない先生」「詫びる事が出来ない先生」「自分がすべてと思い人の意見に耳を貸さない先生」「反省が出来ない先生」「誤りを認められない先生」。
ひとつの世界で20年30年生活をするとこうなるのでしょうか。

 子どもたちの事が常に社会問題になりますが、その解決のために文部省はサナザマな制度改革を行ってきましたが、行ってこなかったのが、教師改革です。

 社会の変化に対応する指導力向上や、指導方法の向上に向けた改革はどれほど行われてきたのでしょうか?

 唯物主義を優先し、唯心主義とのバランスに欠けた教育界。現在の様々な考えられない事件の発生に教育が関係する要因も大きいとの指摘もあります。

 先生方に注文をしてきましたが、小中学校の参観をしたり、学校訪問をすることがありますが、その度に感じる事は、「先生方はこんな生徒を相手によく頑張っていただいているな」という事です。これも事実で、すべての先生を批判するつもりはありません。

 むしろ今日の指摘は議員生活12年目を迎えた自分に向けていきたいと思います。モット謙虚に。もっと丁寧に。もっと親切に。もっと迅速に。ならなければいけないと反面教師にしていきたいと思います。






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5 コメント

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今回の事件について (匿名)
2007-05-25 13:29:18
先生と生徒の問題について、体罰等があった場合にいつも先生の処罰が対象になりクローズアップされてきました。
しかし、本当に大切なのは暴行を受けた生徒の心の痛みです。
そう、いつも心に痛みを受けその痛みを励みにできず一生引きずらなければならない子供たちがいることを忘れないで欲しい。
暴行を受け止む無く退部をした生徒の中に、本当にバレーボールが好きで「一条高校」から全国を目指していた生徒もいました。
その生徒の「夢」が破壊されたといっても過言ではないでしょう。
「弱者の心の痛み」「若者の夢・可能性」今回の事件で考えさせられることが多かった。
でも、いつの間にか事件も風化し「心の傷」だけが残ってしまうのでしょうね。
この教諭(Y)は、まだまだ他に問題のあることを誰も知らずに・・・
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弱者の心の痛み (kin3)
2007-05-25 23:21:35
匿名さんありがとうございます。おっしゃる通りですね。私は、「弱者の心の痛み」とありましたが、退部した人が決して弱者ではないと思います。

ただ、「傷ついた人」のケアーを学校側はしっかりと対応をしていただきたい事は担当課に話させていただきました。

私もスポーツクラブに所属をしてきましたから、退部をしていった人たちの気持ちも理解できるつもりです。

また、「他に問題」があるとのご指摘ですが、その他の一部の問題点も聞き及んでいます。

その事についても抗議をしています。ただ教育委員会の対応は早かったなと感じています。

その中で、教育委員会も一条高校という特殊性の打破を行っていく。改革を積極的に委員会としても取り組んでいくと話されていますので付け加えておきます。
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情けないですな・・ (海老蓮)
2007-05-27 00:08:26
卒業生としてまあ、実に悲しいです。
市立の高校は1つしかないから、異動がありません。
だから、どんなに良かろうが悪かろうが、学校から異動するのは稀ですね。依願異動は別として。

今の校長も私が居た当時に、10組の担任をしておられましたから30年以上異動してませんね。
前の校長も6組の担任、前の教育長さんも野球部の部長でしたからね。まだまだ、数多くおられます。

これは、良いことか悪いことか・・・・
卒業生からすると、良かった先生が同じ学校にずっと居られるのは嬉しいことです。
でも、今回の先生に遭ってしまった女バレの生徒さんは、二度と学校に足を向けたくないでしょうね。


昨年11月、一条、三笠、佐保川のジョイント吹奏楽、マーチングコンサートの時、実に25年ぶり位に、講堂に入りました。映写室が出来てるくらいで他は、何も変わりませんでした。ボロボロの椅子も・・・

まあ、この学校は50年以上も経ってもあんまり変わらない学校なんです。一種の私学みたいに・・・

ただ、生徒と親はドンドンと現代の気質に変化して来ているのに、先生は流れが緩いままきているので、その気質にあわせることが出来ず、昔のままの闘魂気質、さらには、なあなあ気質なんです。

まるで、セクハラが理解できない定年真近の管理職のおっちゃん状態です。

1度目の停職もこの先生は、あんまり悪いと思ってなかったでしょうね。
だから、繰り返しちゃう。

でも、この先生の停職騒ぎは中学校の部活に波及しそうです。
私が聞いている限り、同じようにヤバイ先生はまだまだ居ますよ。現に、近所にも殴る、蹴るの先生が・・・
「教育委員会が今回みたいに本気でやるなら、同じように学校から追放したる!」いう親が既に声を挙げていますからね。
先生も、昔の先生みたいに所謂「程(ほど)」というものを心得ていない。
キレたら、とことんですからね。

昔の先生は、パット見ても分からん所を殴って来た(笑)
今の先生は、平気で顔をグーで殴る。
女生徒にまで蹴り入れる。
お山の大将気質から抜けないと、どうしようもないですね。

先生も生徒を怒るばかりじゃなくて、たまには、人に怒られないと如何のでは・・?!
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真実と正義を求めます (卒業生)
2007-05-27 01:26:44
業務上横領、暴行(おそらく傷害付き)、パワハラとフルコースですが、定職半年ですか?
ということは、依願退職として退職金などは満額支給になるんですか?
民間のスポーツクラブの指導者が、同じことをした場合に比べて、あまりにも甘いと思いませんか?
社会正義とは、一般的な庶民の感覚が基準です
なにか、正当かつ厳正な処分ができない事情があるのでしょうか?
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卒業生の皆さんへ (kin3)
2007-05-28 01:32:24
ご指摘の点については同感です。移動がない所には水でも腐ります。

先日この点についても担当者と話し合いましたが、担当者も含め、教育委員会としても今後の対応について厳格に望んでいく事を語っていました。

どのように改善されていくのかをしっかり監視していきたいと思います。
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