金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

農業委員会開催。  NO292

2007年02月28日 | 過去の記事
 10時より農業委員会が開催されました。第43号 なら農業委員会だよりの編集について協議をしました。特に今回は、大柳生の環境保全への取り組みや、奈良市萩町で、鶏舎で1万羽を飼育している吉本エッグファーマーの吉本師郎さんが「がんばるファーマー」で紹介されます。

 その後、今年度の事業計画の協議に入り、遊休農地、耕作放棄地対策事業について協議を行いました。
「調査だけにするのか、モデル地域を作って取り組んでいくのか? 遊休農地、耕作放棄地になったのは、国の減反政策によって不便な所から遊休地となったり荒廃がおこっている。現在の遊休農地、耕作放棄地は、経済性や採算性でどうしようもない所。」とか、「農業委員で何かをしようと思っても、土地が個人のもので、個人の考え方があるので関わり方が難しい。」の意見がありました。

 一方、環境の視点や景観の視点から、遊休農地、耕作放棄地解消問題に取り組むことも必要。また、調査を行って具体的にアクションを起こしていくことが大切で、行政とも連携して取り組んでいく必要がある等々、前向きな意見や、後ろ向きな意見などがありましたが、部会長より次回までに一度具体的な取り組みを提案するのでそれに基づいて次回検討ということになりました。

 従来、農政部会では、奈良の農業振興について奈良市に意見提言をしていくのですが、なかなか委員の中からは提案がなく、事務局が意見をまとめて提案をしているようでした。また、提案をしても具体的に動き出すエネルギーも少なく実現はなかなか困難な状況でした。また、農家の人の考え方や価値観は、なかなか非農家の人たちには理解できなかったり、農家の人たちは、国の施策に対する不満や不審が鬱積しているために行動がとれないような所が見受けられます。

 しかし、農業の重要性は今も昔も変わらないと思います。むしろその必要性は以前より増しています。食料の自給率の問題だけでなく、地球温暖化問題などの環境問題や、都市農業での景観問題などです。また、団塊世代のリタイヤで農業が注目を集めていますし、企業の農業への進出も他地域では始まっています。

 私は、過去から、そのことを訴え、議会でも質問を行いグリーンツーリズムの推進都市農村交流事業の取り組みを推進してきました。都市農村子ども交流事業の実現や、昨年都祁村で行われた、農業交流体験事業には、応援もさせていただきました。今後も、都市農業や、兼業農家や専業農家が夢と希望を持てるように取り組んでいきたいと思います。

 今日はそのために、農業委員会会長や、農政部会長に「朱雀市」の話を提案させていただきました。素案の素案段階なのですが、一応了解と協力をいただいたのでこれから具体的に企画書にまとめあげ、協議会を立ち上げていきたいと思います。農林課参事とも打ち合わせをさせていただき、運営はこちらで行うことで了解と協力の約束をすることができました。

    さぁ~秋の朱雀市の開催に向けて、一瀉千里の行動を!!!



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