朝のTVで、つなぎ法案を国会に提出すると昨夜決まったと聞いたときは、夜の支部会で話をしなければ行けないので、少々「ヤバいな?」と感じていました。その事を想定しながら、新聞記事や情報収集をして、いかに分かりやすく党員に話すかを1日考えていました。
3時過ぎに、つなぎ法案の提出はなくなったと情報が入り「ホット」一息つきました。
「なぜ暫定税率を続けるの?」
「25円ガソリン代が安くなる方が良いのでは?」
「期限切れになるとなぜ生活に影響が出るの?」
等々想定質問に対する回答を用意しましたが、民主党の腰砕けで回答が楽になりました。
田原 総一朗さんが、「NiKKei BPnet 」サイトで1月24日にこんな面白い記事を書いていました。
不毛な「ガソリン国会」論議 KY与野党は世界の空気読め!
その中で、
<攻め手に欠く民主党>
攻める側の民主党にも迫力がない。今回の予算国会で、民主党が自民党を予算関連法案でじりじり詰めて、3月か4月あたりに解散に追い込むのではないかと思っていて、なかば期待もしていた。
ところが今の民主党をみていると、代表と民主党がバラバラだ。小沢代表が新テロ対策特別措置法の採決直前に急にいなくなったことについて、鳩山幹事長に「サンデープロジェクト」で、「職場放棄ではないか」と聞いたが、鳩山さんは知らなかったという。
鳩山幹事長は、小沢代表に代わり国民に向かって謝罪した。しかし、その後に小沢代表が会見で「新テロ特措法案は重要でない法案」だと言っている。
だったらなぜ対案も作って審議したのか。小沢代表は憲法違反とまで言って、大反対したではないか。しかも小沢さんは、「鳩山幹事長が何を言ったかわからない」と言っている。これはいってみれば、幹事長がなにをいったか知ったことではないということだ。
このことを鳩山幹事長に番組でぶつけてみると、鳩山さんは黙っていた。つまり、あの発言を正してくれと、小沢代表に言ってもいない。幹事長と代表がコミュニケーションもとれない党とは一体なんだろう。
と述べていました。民主党の中は今どうなっているのでしょう?? 「ダボス会議」にも小沢さんは「行く!行かない」と曖昧にし、最終的に鳩山幹事長が参加したとか?
ガソリンの25円下がる事も消費者に取っては大きな問題だとは思いますが、もっと生活者に取って大きな問題は、暫定税率が期限切れになると本当に生活に影響が出てきます。
その理由は、過去の道路建設・維持補修のために起債(借金)をしてきている事です。そのために国からの交付金や補助金が減額されてくると借金の返済が出来なくなり、借金返済のためにほかの予算(福祉や教育等々)が減らさざる終えなくなり市政運営に支障が来る事です。・・・・・・・この方が市民生活に大きな影響が出てきます。
また、原油高騰による生活への影響です。今日のニュースで、「電気・ガス代」が値上げされると報道をされていました。政治はこの対策を議論すべきではないでしょうか。
先ほどの田原氏の言葉を借りれば、
<失われる国際競争力>
このままでは、3月、4月の解散はないと思う。解散・総選挙を行うだけの迫力が民主党になくなってしまった。
自民党は、選挙で負けるかもしれないし、仮に勝って公明党と自民党で政権を維持したとしても、3分の2を維持できないかもしれない。そうなると参議院で否決された案件を衆議院に戻して可決することすらできなくなる。
だから、自民党は解散をしたくない。一方、民主党も中がバラバラで攻めてに欠いて迫力がない。
株価が下落し、企業はどんどん国際競争力を失っていっている。このような状況の中で日本の政治が“内向き”で外を全く向いていない。政治家が危機意識すらもっていないことは大問題だ。いったいこの国はどうなっていくのだろうか。
と将来を危惧するとともに大きな問題提起をされています。
国も大変ですが、いよいよ奈良市も3月議会に向けて市長と担当部課で予算の変性が行われています。私たちも国の動向を見据えてしっかりと舵取りをして行かなければなりません。そのために現場に足を運び皆さんのお声をしっかりと聞くために走り回らなければ行けない。
3時過ぎに、つなぎ法案の提出はなくなったと情報が入り「ホット」一息つきました。
「なぜ暫定税率を続けるの?」
「25円ガソリン代が安くなる方が良いのでは?」
「期限切れになるとなぜ生活に影響が出るの?」
等々想定質問に対する回答を用意しましたが、民主党の腰砕けで回答が楽になりました。
田原 総一朗さんが、「NiKKei BPnet 」サイトで1月24日にこんな面白い記事を書いていました。
不毛な「ガソリン国会」論議 KY与野党は世界の空気読め!
その中で、
<攻め手に欠く民主党>
攻める側の民主党にも迫力がない。今回の予算国会で、民主党が自民党を予算関連法案でじりじり詰めて、3月か4月あたりに解散に追い込むのではないかと思っていて、なかば期待もしていた。
ところが今の民主党をみていると、代表と民主党がバラバラだ。小沢代表が新テロ対策特別措置法の採決直前に急にいなくなったことについて、鳩山幹事長に「サンデープロジェクト」で、「職場放棄ではないか」と聞いたが、鳩山さんは知らなかったという。
鳩山幹事長は、小沢代表に代わり国民に向かって謝罪した。しかし、その後に小沢代表が会見で「新テロ特措法案は重要でない法案」だと言っている。
だったらなぜ対案も作って審議したのか。小沢代表は憲法違反とまで言って、大反対したではないか。しかも小沢さんは、「鳩山幹事長が何を言ったかわからない」と言っている。これはいってみれば、幹事長がなにをいったか知ったことではないということだ。
このことを鳩山幹事長に番組でぶつけてみると、鳩山さんは黙っていた。つまり、あの発言を正してくれと、小沢代表に言ってもいない。幹事長と代表がコミュニケーションもとれない党とは一体なんだろう。
と述べていました。民主党の中は今どうなっているのでしょう?? 「ダボス会議」にも小沢さんは「行く!行かない」と曖昧にし、最終的に鳩山幹事長が参加したとか?
ガソリンの25円下がる事も消費者に取っては大きな問題だとは思いますが、もっと生活者に取って大きな問題は、暫定税率が期限切れになると本当に生活に影響が出てきます。
その理由は、過去の道路建設・維持補修のために起債(借金)をしてきている事です。そのために国からの交付金や補助金が減額されてくると借金の返済が出来なくなり、借金返済のためにほかの予算(福祉や教育等々)が減らさざる終えなくなり市政運営に支障が来る事です。・・・・・・・この方が市民生活に大きな影響が出てきます。
また、原油高騰による生活への影響です。今日のニュースで、「電気・ガス代」が値上げされると報道をされていました。政治はこの対策を議論すべきではないでしょうか。
先ほどの田原氏の言葉を借りれば、
<失われる国際競争力>
このままでは、3月、4月の解散はないと思う。解散・総選挙を行うだけの迫力が民主党になくなってしまった。
自民党は、選挙で負けるかもしれないし、仮に勝って公明党と自民党で政権を維持したとしても、3分の2を維持できないかもしれない。そうなると参議院で否決された案件を衆議院に戻して可決することすらできなくなる。
だから、自民党は解散をしたくない。一方、民主党も中がバラバラで攻めてに欠いて迫力がない。
株価が下落し、企業はどんどん国際競争力を失っていっている。このような状況の中で日本の政治が“内向き”で外を全く向いていない。政治家が危機意識すらもっていないことは大問題だ。いったいこの国はどうなっていくのだろうか。
と将来を危惧するとともに大きな問題提起をされています。
国も大変ですが、いよいよ奈良市も3月議会に向けて市長と担当部課で予算の変性が行われています。私たちも国の動向を見据えてしっかりと舵取りをして行かなければなりません。そのために現場に足を運び皆さんのお声をしっかりと聞くために走り回らなければ行けない。
ただ、取り下げの理由は別に有って、もっと根深いモノの様です。道路特定・・といっても、米軍宿舎にも転用していた様でも有り、むしろ「土建屋特定財源」と云っても良いかも知れません。また、娯楽費等々にも使っていた、との指摘は、良い悪いは別にして、微々たる物です。若しこのままどんどん突き進めば、もっと色々出てくるでしょう。そうなれば、自民党・公明党の政権基盤が揺るぎかねません。また、民主側にも道路関係者や、地方の道路の必要な所も多く、一筋縄ではいかなかった理由も見え隠れしています。
しかし自分は、今回の最低は、衆議院の河野洋平議長と参議院の江田五月議長の力量だったのでは無いか、と考えます。河野氏は元新自由クラブ、江田氏は元社会民主連合、両氏は統一会派を組んで活動していた事も有り、有る意味、同士で有ります。お互いの考えも判っているでしょう。こういう間柄と云うのは、有事の際に力を発揮します。自公も2/3を使えば自滅覚悟です。民主も次の手を出せなかった。お互い膠着状態を打破する必要は絶対有ったのですが、双方の党首は解決策を見いだせませんでした。ここで議長裁量が、凄く良い方向で働いたのでしょう。
しかし、これからの落とし所は、道路財源を本当に必要な所へ使う、と云う正攻法の道しか残されていない訳で、道路族や土建屋さんのアメ玉は絶対に許されない事を心してかかるべきです。また、徹底的な必要度の優先順位の議論も絶対条件です。で、今度は一寸でも使途の不明確な物が出れば即日廃止、位の背水の陣の様相を呈している、と思いますが如何でしょうか。
「徹底審議をした後の手段」とおしゃることは理解します。しかし最初から暫定税率反対と訴え、政争の具としようとしたのはいかがでしょうか?
民主党にも大人になってほしいですね。我々は与党の中にあっても「是は是、非は非」の立場をさらに明確にして行きたいと思います。
今後もねじれ国会の中にあって、与党の一員ではありますが、自民党と民主党の間に立って合意への橋渡し役をしっかりと果たしていきたいと思います。
またご指摘をお待ちしています。
金野先生のおっしゃる様に、「暫定税率反対」を民主党は唱えました。これは私の目から見れば、この通りです。しかし、自公の言い分は、私から見れば、暫定税率を事実上の恒久として捉えていて、切れたらそのまま延長延長の先延ばし処理、としか映らなかった事も事実で有ります。始めっから「ありき」で行く訳ですから、与党側の結果は見え見えで、谷垣氏に至っては、また2/3を出す始末です。
これでは審議も何も有ったモノでは有りません。また、安倍政権時代の委員会採決を二度にわたって強行したのも記憶に新しい所です。
何か小泉政権下から、国会審議が非常に軽薄になって、議論をする、という事が見えていない様に感じます。むしろ議論する事が邪魔くさい、とさえ見えてきます。
今回のガソリンも、値下げになると環境破壊、と云う本末転倒の議論まで出始める始末、そうなら、でっかい道路を造り続けて環境破壊の財源を作らなくとも良い訳です。諸般の見識では、官僚が25円が無くなったときの手続きが大変なので、言い訳を考えている、との見方も有りました。これは、官僚にコントロールされている、そのままです。この事は、官僚も「暫定を事実上の恒久として扱う」と云う事を無言で言い表して居ます。
「政争の具」とおっしゃいましたが、与党も「ありき」でやった事も事実、今後は、まず、この様な法案は「無くなるけど、どないしょう?」から始めるべき、と考えます。
橋渡し役、大変ですが、国民はじっとみていますよー。宜しくお願いいたします。
暫定25年は 廃止か継続か
アメリカ大統領は、 オバマかクリントンか
大事なのは判断基準でしょう。
おっしゃるように、従来の道路族の利権争いではなく、官僚の意のままにされるのではなく、無駄を省く努力と結果をどこまで示せるかでしょうね。