金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

春咲きコンサート NO309

2007年03月25日 | 過去の記事

    「ありがとうをあなたに  ~ここは夢と希望の発信地~」
のテーマのもと第11回「春咲きコンサート」が開催されました。
出場する障害者と会場が一体となり、歌や楽器演奏を皆で楽しみました。知人の障害者も毎年楽しみにされていて、舞台の演奏に合わせて客席で踊っていました。

         

 午前中は雨でしたが、正午頃から雨が上がり、場外のテントでは、たこ焼きや、炊き込みご飯やおでんに皆おなかをいっぱいにしていました。毎年参加をさせていただきますが、出演者も、それを支えるスッタフも皆さん一生懸命な姿にいつも感動をしています。

 それにつけても、笑顔の中にいつも見るのはお母さんの不安な表情です。久しぶりに見た、障害者の女性は、もうおそらく私が知ってから15年以上は立ちますから、おそらく40歳を超えていると思います。今日はお母さんと一緒でしたが、お母さんの頭は、白い色に覆われていました。

         

 障害者を抱える両親からいつも聞かされるのが、「私たちが亡くなったあと、この子たちはどうなるのでしょう?」と言う疑問です。いつも答えに窮してしまいます。両親のこの不安がいつも私の頭によぎります。

 国は、施設から在宅への方向性を持っていますが、在宅が本当の自立になるのでしょうか?両親が亡くなってしまった時に本当に一人で生きていけるのでしょうか?また、自立のための施策は万全でしょうか?また、地域が本当に障害者の自立にむけて理解をしているのでしょうか?障害者の自立に向けて、グループホームを建設しようとしても、地域から反対運動が起こると言う話はよくあります。

 本当に両親が安心できる体制を作らなければいけないと思います。そのために国にも働きかけていきたいと思います。

 午後、紀寺方面を走っていると、ある党の県会議員候補者が、たすきをかけて、自らの名前の書かれたのぼりを掲げて、歩いておられました。公職選挙法では、知事選挙が行われている時は、政治活動ができない事になっています。しかし、堂々と遊説活動を行っていました。

 この党は、いつも選挙違反を行いますが、現行犯でないと検挙できないと言う事で見逃され、それが当たり前のように実行する姿勢は評価できません。反対運動を起こす事で正義の仮面をかぶりながら自分は違反を行う。そんな候補者を私たちはしっかりと見抜いていかなければなりません。「嘘も100回言えば真実になる」と豪語していた党らしいですね。




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