金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

能登半島地震に思う NO310

2007年03月27日 | 過去の記事
 日曜日のNHKの日曜討論を見ていると、ゆら~ゆら~「あっ!地震だ」と思った瞬間NHKの画面が変わり、石川県輪島市と七尾市や穴水町の震源地の様子が映し出されました。
お亡くなりになった女性にお悔やみを申し上げるとともに、被災地の皆さんには、心からお見舞いを申し上げます。

 被害の状況は、時間とともに報道をされていますが、25日午前9時42分ごろ、能登半島沖を震源とする地震があり、石川県輪島市と七尾市、穴水町で震度6強、同県能登町、志賀町、中能登町で震度6弱を観測するなど、北陸地方を中心に、東海、近畿などの広い範囲で震度3以上を記録した。また、輪島市の52歳の女性1人が死亡し、全半壊した住宅は計268棟、けが人は196人となった。余震は計192回に達し、石川、富山両県では計2627人が避難所で一夜を明かした。と言う報道がありました。

 能登半島は、大地震が起きる可能性が低い地域とされてきました。政府の地震調査研究推進本部による「全国を概観した地震動予測地図」でも、「30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率」はほぼゼロ、と判定されていたそうですが、 今回の地震を受けて、「西日本全体の地震活動が活発化している」と専門家は指摘しています。

 私たち関西人は、1月17日に阪神淡路大地震から11年目。この地震を風化させてはいけないと報道番組があり、新たな決意のもと、地震対策の重要性を再認識したところでした。

 一方、紀伊半島沖などを震源とする東南海、南海地震がいつ起きてもおかしくないと言われています。
 これが発生すれば、静岡県から宮崎県にまで被害が及ぶ巨大地震だ。政府の推計によると、最悪の場合、死者数は1万8000人に上り、住宅も約36万棟が全壊すると言いわれています。

 阪神淡路の教訓を生かすためにも、今回の「能登半島地震」をしっかりと教訓にしていかなければいけないと思います。

 奈良市でも、各小学校校区に自主防災組織を立ち上げようとしていますが、結成された防災組織を見てもまだまだ住民の意識が低く、防災訓練への参加も少なく、一部の役員さんだけが頑張っているという状況です。

 「他人の振り見て我が振り直せ!」「喉元すぎれば熱さ忘れる!」とも言いますが、TVに映し出される被災者の姿を見た時、明日は我が身かもしれないと思います。
 日本には、地震が起きない場所などないという心構えと備えが必要です。

 この能登半島地震の被害を見ても、木造家屋の倒壊、停電、断水、狭い避難所、道路の土砂崩れや陥没等々、行政も財政の厳しい折ですが、地震対策をしっかりと行っていかなければならないと思います。そのために、しっかりと意見を言っていきます。



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