朝から、市自治連合会の役員会が開催された。新年度の初役員会で、会議の進行役を担当することになった。会議では最初に、奈良市からの依頼事項7項目があり、それぞれの部署から依頼内容の説明があった。
その中のひとつに、「地域猫活動について」依頼があった、「今、地域の問題になっている飼い主のいない猫を減らすためにどうしたら良いでしょうか?・・・・解決策のひとつとして地域猫活動があります。地域猫(野良猫)は、「猫」の問題ではなく「地域の環境問題」として捉え、地域全体で考える活動です。」
「地域住民と飼い主のいない猫の共生を目指して、不妊去勢手術を行ったり、新しい飼い主を探して飼い猫としていくことで、将来的に飼い主のいない猫をなくすことを目的に、地域猫活動に興味のある自治会に説明に行かせていただきます。」というものだった。
地域猫(野良猫)で地域が困っているのだから地域にも協力を!!ということだが、猫の不妊去勢手術にはかなりの費用が必要だが、奈良市は負担をしませんというものだった。
これに対して、ある地域の連合会長は、この地域猫の問題で、奈良市ではらちがあかないので、奈良県に話を持っていくと不妊去勢手術については、◯◯円の補助があった。という話だった。
この話を聞いて、担当者は再度検討してきますということになった。行政は、よく「地域の責務」とか「住民・市民の責務」を一方的に話してくるが、地域での負担は、ひとつの課からだけではなく地域には、様々なところから、予算もつけずに、地域の・市民の責務だからといってくるが、地域や市民のボランティア活動を、チープな労働力と捉えているようにしか思えない。
協働という美名のもとに市民をチープな労働者にしないでもらいたい。
奈良市からの提案・依頼事項については、綺麗な文章で言葉がつづられていても、全体のフレーム(取り組み方)や進め方や説明のまずさが目立ってします。
その後、総会で示された、今年の基本方針や重点項目の細部について協議をしたが、突然、地域自治協議会検討委員会の委員長が、病気を理由に辞退を表明され、後任人事や、今後の取り組みについて意見が交わされたが、結論を見なかった。
その後、今年度の具体的な取り組みについて、確認や協議を進めた。
約3時間の長丁場となった。
その後、昼食もそこそこに午後から、奈良市自主防災防犯協議会の総会に参加した。今年度は会長任期終了を迎え、新会長に推挙され、協議会を引き受けることになった。
自治連合会をまとめていくだけでも大変なのに、自主防災防犯協議会の会長となるとさらに大変なので、お断りをしたが、断りきれんなかった。
結局、3人の副会長の予定が、2名しかできなかったが、こちらの主張を入れていただいた。
主張1 従来は自治連合会役員で自主防災の会長を兼任しているで、役員構成がされていたが、自主防災単独の会長も役員として参加していただく。
主張2 会に女性役員を作ること。(結果2名が推薦された)
結果、役員構成は、練度会長兼任者、6名。単独会長、3名。そして前会長を顧問として10名での新たな出発となった。
今日はとにかく精神的にハードな1日だった。