金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

NO1026 – 親の目・子の芽・地域の眼

2015年11月12日 | 地域活動

はぐくみセンターで三笠少年指導協議会主催の講演会が行われた。講師は、常盤会学園大学:向出 佳司教授。以前佐保川小学校でも話を聞いたが、軽快な喋りは以前にも増していた。

 

夜周り先生の水谷さんのように、問題のある生徒に数多く関わった経験を元に示唆に富んだ話が面白かった。

 

人生が変わるーーー人間関係“五つのコツ”(より良い人間関係を作る)

 

「聴く」(ゆるす)

  コミュニケーションの3要素は、「聴く」「観る」「語る」

   会話:アサーション

   心情:相互尊重

    私もOK、あなたもOK

 

「観る」

  (違い=個性)が生かされてこそ集団が機能する

  よく見て、気が付いていない良い面を見る

  「子育ては、己育て。育児は、育自」

 

「出番」

  自尊感情=自分は掛け替えのない大切な存在である。

  「ありのままの自分」を肯定的に認めることが大切。

 

「誉める・叱る」

  人間的成長力は、太陽(誉める)と北風(叱る)の相互作用により構成される。

  絆づくりの上で課題とされる3つのタイリョク(対応力・連帯力・忍耐力)を増進させる。

 

「出逢い人」

  他力を借りることは自分力

  多くの知識とともに多くの知人を持つことが大切。



 

「フィンガー 5」メッセージといって一つ一つ具体例を示して離され、より良い親子関係の基本姿勢として

 1、「聞く」より「聴く」こと

 2、「見る」より「観る」こと

 3、「話す」より「語る」こと の違いを示し

 

親と子のコミュニケーションの取り方など、カウンセリングを行ってきた事例を面白く語ってくれた。

 

そして、「人は出逢いの数だけ、人間としての年輪が大きくなる」と話されたが、「人間を磨くのは人間しかない」という話を思いでした。

 

 * 子育て(家庭)・・・親が変われば子は変わる。・・・・鏡育

 * 個育て(学校)・・・先生が変われば子は変わる。・・・胸育

 * 弧育て(地域から)・大人が変われば地域は変わる。・・響育

 * 己育て(自己)へ ・自分が変われば環境は変わる。

  * 家庭・学校・地域のトライアングル連携・・・・・・・・共育



では、自分が変わる方法は?・・・・・・・そこまで、話がなかったのが残念

 

4時から、奈文研に海野先生を訪問して、14日に講演いただく「歴史教室」の内容について打ち合わせをした。平城宮跡第一次大極殿院の発掘を経験されたり現在は、薬師寺東塔の解体修理に関わっておられるというので14日は楽しみだ。

 

 


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