今日はバタバタ、伸びすぎた頭を刈りにはしり、放てあったが、痛みにこらえきれず歯医者に。わが自治会用の防災訓練チラシを作成してボランティアセンターへ印刷に。5時ギリギリでご迷惑をおかけしました.
そして、法華寺町の空き屋探しと交渉にいった.
法華寺では、高度成長期に農家さんが、長屋をたくさん造られました.時代が変わり、今は入居する人も無く空き屋で朽ちるのを待っているだけの長屋がたくさんあります.下水道も設置されていないので入居する人がないのは当たり前。しかし、更地にすると固定資産税が高くつくのでそのままにしているとか!!
改修や改築するには費用が係り高齢者の身では投資するにはリスクが多すぎるとのこと。その通りだと思う.
しかし、町は完全に崩壊の方向に向かっている。今風の新しい長屋は生まれてきているが、そこには人の交流が無く地域への愛着を持つ人も少ない。『隣は何をする人ぞ!!」の世界が拡大してきている。
そんな中である住民は「時代の流れやから仕方ない」と吐き捨てるように言われましたが、『本当にそれでいいのですか?』と聞き返したが、それも仕方がないことかなと思った.(高齢化のためか?)
でも、私は納得できないので、『トラディショナルとトレンディー」『伝統と流行』を反物を例えに話しました.
時代の流れは反物の緯糸(よこいと)。村人の歴史や伝統は反物の縦糸(たて糸)。緯糸は反物に絵柄を与えるるが、縦糸がしっかりしていないとよい反物ができないし、縦糸がしっかりしていても、緯糸は動かなかったら艶やかな反物はできない。トラディショナルなタテ糸とトレンディーなヨコ糸があって初めてよい反物が出来上がる。
同じようにまちづくりでも、昔から住んでいる人(縦糸の人)が、しっかりと縦糸を守らないと横糸の人が(若者や新住民)が動けないし、動けなければよいまちづくりはできない。今は、タテ糸が何本か切れ、ヨコ糸の色数も少なくなってきているとうったえた。
空き屋を活用して何とかたて糸の人の隠れた想いを形にしたいし、ヨコ糸の人の活躍の場を創りたいと思う。