金さんの「あっちこっち」Hot Line

大好きな奈良を走る金さんの東奔西走の日常活動録。家庭菜園や地域活動や、学校支援に走ります。

予算要望書づくりNO499

2007年12月04日 | 過去の記事
要望書の概略を示します。

      平 成 20 年 度 予 算 要 望 書

 我が国の経済情勢は、引き続き緩やかな安定した景気回復が続くと見込まれていますが、市民にその実感は乏しく、一方で少子高齢社会や格差社会の顕現化。更に行財政改革の推進による負担の増大と、市民生活に将来への不安が拡大しております。
 また、本市においても来年度の予算編成に当たっては、経常経費を前年度当初予算の10から20%のマイナスシーリングと極めて厳しい財政改革への取組みが必要となり、市民生活の負担の増加やサービス低下等が懸念されます。

 本年6月に施行された「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」において、地方公共団体における自己選択・自己決定が益々求められています。

 本市において「市民の生活像づくり」と「市の都市像づくり」を掲げ、が、「選択と集中」により必要な施策を展開されようとしていますが、その基盤となるのは「人」であり、全職員の意識改革と、そのためのシステムを具体的に示し、市政への信頼回復を最優先で取組まれたい。その上で、経営感覚のもと自主的・自発的・創造的に主体的・横断的な連携のある職場づくりを目指される事を求めます。

 平成20年度予算編成にあたり、公明党奈良市議会議員団は、市民の目線で行財政改革を推進するとともに情報公開・情報共有による市民恊働の市政運営を推進するため、従来から取組んできた要望を常任委員会別に重点要望33項目、具体的要望305項目にまとめ、来年度予算に反映されますよう要望致します。


                        平成19年12月7日
奈 良 市 長
 藤 原 昭 様
                     公明党奈良市議会議員団
                      団 長  岡 本 志 郎  
                      幹事長  金 野 秀 一  
                           船 越 義 治  
                           高 橋 克 己  
                           大 橋 雪 子  
                           高 杉 美根子  
                           山 中 益 敏  





1・職員の意識改革と組織体制の構築で信頼回復に取り組まれたい。

   ――――――「市民に奉仕する奈良市」――――――

《総務・水道》
重点要望項目
1、職員の意識改革と服務規律・法令遵守の強化
2、ジョブ・ローテーション確立と人事評価制度の見直し
3、中途採用や民間との人事交流の促進
4、行財政改革の更なる推進で、税金のムダを徹底排除
5、包括外部監査の指摘事項の着実な実施
6、便利・効率・活力を実感できる電子自治体の推進
7、市民に対し徹底した情報公開と積極的な説明責任の強化
8、中・長期的なビジョンに立った水道事業の財政基盤とライフラインの点検を強化

2・歴史・文化を生かした観光の推進と未来につなぐ「夢・教育プラン」の実現に向け取り組まれたい。

    ―――――「子どもの夢が広がる奈良市」―――――

《産業・文教》
重点要望項目
1、世界遺産群を活かした観光施策の展開
2、経済的支援で地域中小企業の活性化
3、農業政策の推進で中山間地域の活性化
4、教育施設の具体的な整備計画と実施
5、食育を推進するための学校給食の充実
6、地域で取り組む子どもの安全・安心社会
7、公共図書館と学校図書館のネットワーク化


3・少子高齢社会への住民福祉サービス向上と市民参加の街づくりに取り組まれたい。

   ――――――「安全・安心の福祉の奈良市」――――――

《厚 生》
重点要望項目
1、市立奈良病院における、がん対策の充実
2、男女共同参画社会の形成に向けた諸施策の取り組み
3、自主防災組織の拡充と組織支援の充実
4、介護保険制度のチェック機能と評価機関の設置
5、新保健所の早期建設
6、妊産婦健診の公費負担の拡充


4・行財政改革の着実な推進で、未来を拓く環境づくりに取り組まれたい。

    ――――「ムダを省き未来へ息吹く奈良市」――――

《企画・環境》
重点要望項目
1、行財政改革の一層の推進でムダを排除
2、新市建設計画の着実な推進
3、平城遷都1300年記念事業の着実な推進
4、行政評価システムに基づく事業仕分けの実施と推進
5、緊急搬送システム及び防災対策の強化促進


5・国際文化観光都市にふさわしい都市基盤の整備・快適な生活環境づくりに取り組まれたい。

    ――――――「住みやすい奈良市」――――――

《建 設》
重点要望項目
1、国際文化観光都市に相応しい景観の保持
2、都市再開発に伴う駅周辺の整備促進
3、京奈和自動車道(大和北道路)の促進
4、大和中央道の促進
5、道路改良・維持修繕費等の社会インフラの予算拡充
6、JR奈良駅連続立体交差事業の促進
7、改正建築基準法に関する建築確認手続きの円滑化




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2 コメント

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中核市では奈良市だけ (確証は有りませんので匿名で)
2007-12-07 00:15:49
職員さんから聞いた話なので、確証は無いですが、職員に一人一台のパソコンが配備できていないのは、中核市では奈良市だけ。
県庁所在都市でも奈良市だけ。
予算要求をしても付かないし、半ば諦めているそうです。

各課に数台しかパソコンが無く、仕事にならないそうで、もし本当にそんな状態だったら、「便利・効率・活力を実感できる電子自治体の推進」なんてほど遠い話ではないでしょうか。

都市の人口規模から言っても、恥ずかしい話ですね。
そう言う状況を許している我々市民、議員も何とかしなければいけないのではないでしょうか?

パソコンだけの話では無いとも思いますが・・・
返信する
調査してみます。 (kin3)
2007-12-08 00:41:18
申し訳ありませんがいま私も各しょうがありません。しかし、おっしゃる事が事実ではないかと思います。

私は、平成7年以来情報化を推進して来ました。1人1台のパソコンの必要性やLAN構築やHPの開設についても、学校へのパソコン導入も議会で一番最初に提案要望を行なってきました。

 おっしゃる通りに、以前はパソコンに対する理解がなかったり、情報化には消極的でした。学校にも年に3台ずつしか配備されなかったりでした。

 1人1台のパソコンの必要性も訴えてきました。
ある年には、「パソコンを導入します」との答弁を頂き喜んでいると、翌年配備されたのは、各課に1台でした。

 財政的理由でなかなか進まなかった事は理解しています。当時は皆さん工夫をして個人のパソコンを職場に持ち込んでいる人のある事も承知していました。しかし、この個人の持ち込みについては弊害(情報漏洩)(ソフトのコピー)も指摘をしてきました。

 最近は、職員の机の上を見ていると装備されているように思っていましたが、おっしゃるような事かもしれません。一度調査をします。
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