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また新しい月があけた。今年も、あと残す所2ヶ月となった。
平城宮跡東部活性化メンバーと法華寺地域のウォークング見学会を開催した。あいにく雨模様だったが、今まで部屋の中での会議だったが、フィールドワークをするとやはり新しい発見が生まれる。
建部門の基壇の上から、西を眺めると紅葉に色づいた草原の景色は心を癒してくれる。南を眺めると『長屋王』の屋敷跡もイトーヨーカ堂に姿を変え、国道24号線は城壁のように視界を分断し現実に引き戻される。
東院庭園から眺める南の空に見えるのは?
いかにも現在と1300年まえを奇妙な感覚とおもしろさを連想させてくれる.
また法華寺の前の農家倉庫では、倉庫前から法華寺を眺めると景色が一変するおもしろさを体感できた.日頃見慣れている景色も視点を変えると本当に新鮮で、魅力あるものに変わる.
ちょっと歩いただけでもこれほど発見があるのでもっと多くの人の視点で法華寺界隈の魅力を引き出してもらおう。
昼食は、最近オープンした『竹中豆腐工房』に入った.店内は16脚のテーブルだったが、お客は女性ばかり.そこに男性4人女性1人でテーブルを囲んだ.
『豚バラ角煮豆腐丼』を注文したが、美味しかった.若い主人が一人で切り回していたが、感じのいい若者だった。
「できたて豆腐膳」も頂いたが、豆腐のうまさが舌の先に伝わった.料理のうまさに舌の回りも良くなり、大きな声で議論をはじめてしまったが、帰り際に、主人が、『話しはみんな聞いていましたよ、わたしも法華寺のためなら協力をさせていただきますよ』(大きな声で話していたのでほかのお客さんにも迷惑だったと思う)と協力を約束してくれた.
次回の会合が楽しみだ。
また今日は、佐保川小学生が保護者とともに40名弱で、雨の中だったが、クリーンウォークを実施して東院庭園で、平城宮跡サポートネットワークの人から説明を受けたりクイズをして楽しんでくれた.