今日は煮しめを作り始めた。
といっても、煮しめは時間が作ってくれる。
煮ては半日放置の繰り返し。
元日に急なお遣い物が出て昼飯がてら小布施は桜井甘精堂・泉石亭さんへ。
年末も小布施にはたくさんの人が訪れている。泉石亭さんも順番待ち。
ウェイティングリストを見たら待ち時間約30分と書いてあったから、名前を書いてその間に向かいの本店でお遣い物の調達。
戻ってみたら、30分は待たないようですぐに席に案内された。
泉石亭は何を食べてもボリュームたっぷりに美味いけど、この時期はやはりおぶせ辛味大根を使った辛味大根そばであろう。
まず出て来るのはおぶせ辛味大根とおろし金。
辛いが上に辛い地大根で蕎麦やうどんを食するのは北国ならでは食べ方かもしれない。
私が時々鼻水と汗と涙にまみれながら坂城町で食べてるねずみ大根おしぼりうどんは有名。
小布施町でおぶせ辛味大根組合が結成されたのは平成12年。
様々な地大根を交配させて蕎麦と組み合わせて美味い辛味大根を目指して作られた。
蕎麦を待ちながら自分で大根をおろす。
蕎麦が来た。
坂城町のねずみ大根に比べれば辛味はソフトだからたっぷりとつゆに入れる。
去年はそうだったはずだけど、か、か、辛い!?こんなに辛かったっけ?
なんか辛味が進化したんじゃないかな?
それともおろし方?
ねずみ大根に負けない鼻水と汗と涙。
そして美味い。
大根おろしと蕎麦だけなのに体の中からグッとエネルギーがわいてくる気がするが不思議。
坂城町のおしぼりうどんだって次は絶対に違ううどんを注文するとその時は思ってもやっぱり次も注文してしまう。
残りの大根は持ち帰ることができる。
明日は年越し蕎麦。
さっきまでに出来上がった煮しめは椎茸と人参と牛蒡。
夕飯終わったらもうひとつ煮ようか。
今日の長野盆地は雨が降ったり止んだり。雪にはならなかった。夜はどうなのだろ?