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今日のころころこころ

2022・7・9 きっとこういうものだったのかもしれないと思う朝

夜明け。
何事があってもなくても変わらぬ夜明け。
昨日は安倍元総理大臣が凶弾に倒れた。
今のところ犯人に政治的背景は無い感じを受ける。
かといって、犯人に関しての確実な情報は、氏名と年齢と犯行時の写真と自衛隊に所属していたということだけ。
自衛隊にいたといっても、20年も前のお話しで、兇器の製造に関しては関係あるかもしれないけど、自衛隊を辞めたあとの十数年の軌跡の方が知りたい。
不遇をかこつ十数年だったのだろうか。
不遇をかこつうちにネットの過激な動画に取り込まれていって、現実との見境がなくなってしまったのだろうか。
なんぞと思いながら、普通に朝飯を食べてる自分がいる。
ふと、どんな激動と後世から評される時代でも案外とこんな感じの日常だったのかもしれないなんぞと思っていた。
確かに衝撃は大きかったけど、だからといって身内でもなければ関係者でもない。現役の政治家ではあるけど、御意見番というポジションが当たらずとも遠からずだったように思う。
昨日のショックは昨日のショックとして今日は今日。
100年後はどんな風に描かれる時代なんだろ。
皇紀2679年皐月に始まった新しい御代は天変地異と疫病と戦で民は疲弊し不満が鬱積し、万歳三唱で寿いだ時の総理大臣は四年の後に凶弾に倒れた…
とでもなるんだろうか。
明日は投票日だ。
いかなる時代でもその時代の義務と権利を忘れてはいけない。
生物は己の利害でしか動かないものだけど、真っ直ぐに愚直には忘れてはいけないのだと思う。




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