市営地下鉄の関内駅から横浜公園を通り抜けて神奈川県民ホールへぷらぷらと。
県庁の前から開港資料館を通り抜けて開港広場。
開港広場からまっすぐにのびている道がかつてのメインストリート、水町通り。
神奈川県民ホールは1975年に開館した。
クラシックを始めとするコンサートはもちろんバレエ公演の貴重な場でもあった。
50年を経て老朽化のために来年3月末日をもって休館が決まっている。
建替えだとは思うけど、昨今の建築業界状況をみれば、先はよくわからない。
神奈川県民ホールにはギャラリーもある。
神奈川県民ホールギャラリー2024年度企画展「眠れよい子よ よい子の眠る/ところ」開催中。
会期は2024年12月15日~2025年1月25日。
神奈川県民ホールが眠りにつくにあたり、2022年度「ドリーム/ランド」2023年度「味/処」に続き、今回は「場」というコンセプトに「よい子」「眠る」というキーワードを加えての、5名のキュレーターによって選ばれた各地の5名の作家による作品の紹介。
現代社会における「よい子」「眠る」という概念を様々な技法で表現するアーティストたちの作品と対峙することで、鑑賞者は「よい」という概念が時にどのように変化し、「眠る」ことがどのような意味を持つのかを考えるきっかけになればという。
岩谷雪子。
岩谷雪子(1958~)は北海道生まれ。高知県在住。武蔵野美術大学日本画科卒業。
植物をこの地球上で我々と共存する最も重要な存在の一つと捉え、採集した植物で立体やインスタレーションを制作している。
静かでクラシックな雰囲気の空間に、完璧に利用してきたかのはずの植物の持つしたたかさが垣間見える気がした。