今日の隙間時間は山ノ内町立蟻川図書館へ。
気になっている志賀高原の生い立ち調べたかった。
でもこんなご時勢だから、カウンター越しに要件を伝えて本を持ってきてもらって確認してコピーを待つ間はできるだけ外に出る。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
館員さんがてきぱきと事を運んでくださったから時間ができた。
志賀高原の信大自然教育園へ寄ることにした。
志賀高原の亜高山帯針葉樹林は日本国有数の原生林。上信越高原公立公園の特別保護区として保護され、またMABの生物圏保護区に指定されている。信州大学志賀自然教育園(亜高山自然生態系実習園)はその中にあり、公衆トイレも整備され、私のようなヘタレでも色々と自然観察ができるようになっている。
入り口からキノコ(*^^)v
あちこちにキノコ。
もちろん色んな花が咲く。
葉っぱの呼吸が心地良い。
あ!
これは事故にあってしまったか。
でもカサを拾って乗せたら安定。ずいぶんと丈夫なキノコだ。
志賀高原の生い立ちをざっくりと示せば・・・
1500万年前:海の時代
300~400万年前:陸化
100万年前:山地の隆起
10~20万年前:成層火山形成
5万年前:火山活動の衰退
そして現在となる。
志賀高原にはその名残りの21の湖沼がある。
ここにあるのは長池。溶岩流凹地に水が溜まった志賀高原で三番目に大きな湖沼。
同じ溶岩流凹地の蓮池とか周囲がこざっぱりと管理されているけど、長池は倒れ込んだ木々がそのまま朽ちて腐植となり水に溶け込んでいく。
なんというか、ありのままの循環とでもいうのだろうか。
屍累々だけど生きてる息吹。
山の駅で昼飯を食べて道路挟んで向かい側の志賀高原自然保護センターへ。
色んな書籍や資料がある。
雪が降るまでにあと何回来られるかな?
センター裏の駐車場では何組もの猿家族が餌を探す。
ススキが出てきた。