今日のころころこころ

2014・7・6 おばさんの道 かながわの古道50選・東海道の大磯松並木付近の付近(?)

大磯で調達した食材は食べきった。美味かったのです♡

かながわの古道50選・東海道の大磯松並木付近の付近(?)
東海道の押切坂付近を歩き、東海道の大磯松並木付近を歩いた。松涛庵さんで腹ごしらえして、主な目的の井上蒲鉾店さんにむかって大磯中学校前からまた歩き出す。

ん?島崎藤村か・・・大磯には年に何度かお邪魔するが、そういえばベタな観光スポットをたずねたことはなかったな。

木曽路はすべて山の中である。国境のトンネルを抜けると雪国であった。だったかな???しばらく歩いて、苦笑してしまった。島崎藤村と川端康成を勝手につないでどーすんだよ。要は、どっちの作品もまともに読破していなかったんですね。私の思春期は、ITなんて存在してなかった。ポータブルな暇つぶしは、大人も子供も紙媒体だった。かといって、大人の男が電車で堂々と漫画を読んでるなんて有りえなかった。中高生でも、なんとなく岩波や新潮の文庫本を読んでるのがインテリ気取りであった。好きだったのは星新一。背伸びして読んでいたのも多数あった。何がなんだかわからない。が、夏目漱石や太宰治の作品は大人になってからも読み返してみようかと思ったこともあったけど・・・

入るとチャイムで来場者がわかるようで、学芸員のおねえさんが現れて親切に話しかけてくださった。けどな・・・木曽路から新潟県境に飛んでしまうようでは我ながら情けない。家屋だけ拝見する。

時代を越えるって、たいへんなことなんだと思った。その人が旬で陶酔していた人々がいた頃が熱いのは現象だ。が、過ぎ去った後は・・・。業績は、よくわからない。わからないんだけど、ディティールだけが歩き出す。私にとってのこの寄り道は、大磯の海風に吹かれてこんな日本家屋に住んでみたい♡であった。
ま・・・
一号線に戻る。

ほんとに売ってるんだな・・・

町役場。

ん?なんだか素敵な予感♡

鴫立庵というのか。素晴らしい古木様が出迎えてくださる。

京都・落柿舎、滋賀・無名庵と並ぶ日本三大俳諧道場、らしい。

句碑が並ぶ。

俳句なんぞには無縁だが、いい♡

いいな♡
きりりと冷えた冷酒をかたむけながらまったりと句を詠む。酔いがまわったら、海風に吹かれながらごろりと寝ころぶ。初夏の月は艶っぽい・・・なんて妄想してしまう。

再び歩き出す。

ようやく大磯井上蒲鉾店さん。

驚いたな・・・駐車場まで完備してガードマンさんまでいる。ネット通販してる。
そう。大事な顧客様に珍しいものをとわざわざここまで来たのは、以前は違っていたからに他ならない。よくデパ地下の催事なんぞで出てるのは、鎌倉の井上蒲鉾。大磯の本家は、本当に大磯のこの店でしか販売していなかった。クール宅急便がある時代になっても、地方発送はいっさいお断りだった。蒲鉾とはんぺんとさつまあげの3種類しかないが(これは今も同じでした)、蒲鉾は逸品で、はんぺんは吉田茂翁御用達。さつまあげは売り切れごめんの庶民御用達。
ま。それはそれでいい。レア感はなくなったが、潰れても困る。
また歩き出す。

大磯宿は、島崎藤村の墓のある地福寺門前から東海道を横切り海岸に通じる道を境にして北本町と南本町にわかれ、この道をはさんで本陣の小嶋家と尾上家が向い合い別に石井家があった。この辺りには問屋場もあり、旅籠や店屋が軒を並べ大磯宿の中心であった。二か所の問屋場は、十日ごとに交代して人馬を継送した。東海道は、ここから東小磯、西小磯を経て、国府本郷で17番目の一里塚を過ぎ、国府新宿を経て梅沢の立場に至った・・・
地福寺様。

の、一号線をはさんだ向かい側。

この小路なのかな???

どーですか?

大磯の港に寄って帰ろうか。

いいな♡

お!浅間神社様。

ほう!
左義長か。しかも、国の無形民俗文化財に指定されてるようだ。

なかなかに・・・絶対に来よう。左義長!
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