今日は出荷用の稲刈り。
コンバインをお願いしてあるから私たちの作業は基本的に米を軽トラでライスセンターへ運ぶだけ。
コンバインは午後からで午前中はお暇なはずだったのだけど、自走式藁カッターが昨日から動かない(^^;
昔の人たちはそうしていたと言われても、手動で刻んで人力でばらまくなんてとてもできそうにない(^^;
新しいの買ったら?と母に言ったら、三十万円もすると言われてギャン!そんなに高い機械だったのか。
農協の農業機械センターへ修理依頼の電話。
田植えと稲刈りシーズンの農業機械センターはものすごく忙しくて技術員さんたちは昼飯を食べる暇もない。ウチのような農家が多いから日頃の整備なんぞせずにいきなり使い、結果あちこちの田んぼの真ん中からSOS。
ウチの機械倉庫は経路が複雑だから直接農業機械センターへ。
イケメン技術員さんが今なら出られると言ってくれたので、先導して倉庫。
あっという間に動き出す。ありがとうございましたm(_ _)m
修理しながらの雑談で、カタクラが農機具やめるんですよと言われて、ギャン!
片倉機器工業は2020年3月末で解散・清算になるようだ。
ウチの農機具はなぜだかほとんど三菱なのだけど、脱穀機はカタクラ。
故障して部品がなければ新しく購入せねばならなくなる。
でも、母の生き甲斐のためにド赤字でやっているのだから、新たな農業投資なんてできようはずもない。
そう。
ウチ程度規模と似たような事情のお宅はどこもそうなのだけど、どれか一つでも機械がダメになったら農業をやめようと思っているのである。
昼過ぎに田んぼにコンバインが来た。
私は修理が終わったカッターで藁切り。
藁切り終わってぼんやりとコンバインを眺める。
誰が考案したんだろ。すごい機械だなぁ。。
一台で稲刈り脱穀藁切り全部できる。
袋詰めすることなくコンバインからコンテナへざざっと入れてライスセンターへ。
色々と言われるけど、ウチ程度の規模ではこの仕組みが無かったらとてもじゃないけど出荷まではできない。
いや。
機械がひとつでも欠けたら出荷どころか自家用ですらできない。
ま。。。
来年もこの米作をするのかわからないけど、今年はなんとか終えた。
台風がきているのになんとかもってくれた空に感謝。