谷村新司氏が旅立っておられたとの報は、悲しかった。
のだけど…
スマホを埋め尽くす訃報の画像は、晩年くらいのものばかり。
そういうものだとわかってはいても、なんかこう、なんだろ。
アリスがそれこそ稲妻のように世に出た頃の私は中学生だったと思う。
中でも陽はまた昇るという曲は、大人になってもずっと心の支えだった。陽はまた昇るを聴きながらそれこそ何度酔いつぶれたことだろう。
かと言って、コンサートに行ったりファンクラブに入ったり常に動向を追いかけているような、いわゆるファンではなかった。
テレビはあまりみなければ、芸能ニュースも見出しチラリだから、そう、昴から後の谷村新司氏を全くみてなくて、私にしてみたら、昴からいきなり遺影だったのだった。
中学生からみたらカッコいいおじさん三人組だったからビジュアルがどうのではなかったけど、なんか…
じゃあどんな画像で報じられたらいいんだよ?
今は、ご丁寧に◯◯◯の若い頃という検索項目が添えられてる。
アクセスしてみる。
ん…
天寿というとそれにはまだ早いと言われそうだけど、ある程度まで生きた人の訃報の画像って、やっぱり晩年近くがふさわしいんだなと思った。
ほんとの集大成なんだ。
な。
遺影も色々と修正とかできるけど、内側から滲み出てくるものは、修正でなんとかなるものではないのかもしれない。
ありがとうございました。
合掌。