今日も小春日和というには暑い夏日。
横浜の今年の紅葉黄葉はいつくらになるんだろ。
大岡川沿いを黄金町へ。
黄金町エリアマネジメントセンター「秋の黄金町バザール Koganecho International Artist's Network 2023 誰も知らないアーティスト」。
会期は9月29日~10月29日。
かつては売春宿が軒を連ねていた黄金町は今は世界中からアーティストが集う街となった。
2008年より毎年秋に黄金町バザールを開催し先端の尖り目なアートを世に問うてきた。
けど、パンデミックが関係したのか、それともパンデミック前から何かあってパンデミックをきっかけにそうなったのかは私にはわからないけど、2022年には、黄金町バザール2022という形の展覧会は開催されなかった。
今年は黄金町秋のバザール2023ということらしい。
ま。
会期中何度でも使えるフリーパスを購入して、まずは日の出スタジオ2階廊下会場へ。
この1階は古本屋やカフェやギャラリーがある。
2階設置の当初の目的はわからないけど屋根裏感が実にいい。
アーティストたちも感性を刺激されるようで毎年のように使われてきた。
今回はレイモンド・ホラチェック。
レイモンド・ホラチェックは、アメリカはマサチューセッツ州生まれ。ロードアイランド・スクール・オブ・デザインを卒業後にアメリカとフランスでプロダクトデザインを学ぶ。2019年より黄金町AIRに参加。幼少期より興味のあった日本文化からの着想で、人、テクノロジー、自然との結びつきを探求する作品を制作。
今回の黄金町バザールは、東南アジア・東アジアの6都市と日本の東北エリアと黄金町で活動しているアーティスト、総勢21組が参加している。
横浜の中でも特に多国籍人たちが暮らす黄金町。
黄金町を多都市・多国籍を結ぶハブとしての役割をはたす場所としての模索をすることで、今後の横浜、更には今後の日本の姿を考えていこうという。
日本人の人口が減り海外からの移住者が増えて、どんな地方でも普段の暮らしの中で外国人がいて当たり前になりつつあるし、その流れは加速こそすれ失速することはないだろう。
様々な軋轢や摩擦をこえていくには、アートは世界共通語ともいえるかもしれない。
今回の黄金町バザールのタイトルには横文字がずらりと入ってる。今まではシンプルに黄金町バザール20何年だったのに。
ま、黄金町バザールと限らずどこの展覧会でも横文字が多くなって、面倒くさくややこしい。
でもその面倒くさいややこしさが多国籍社会では必要なややこしさなのかもしれない。
今までの黄金町バザールように楽しめるのかどうか自分でもわからない。
めぐってみよう。
晃子てるぬまのワークショップでできた小学生たちの作品が植え込みに並び始めた。