今日は母の定期検診ということで病院まで送迎。家からはちょっと遠い病院。
このご時勢では病院の中も調剤薬局の中にもできれば入りたくない。
母に携帯電話の使い方を教えて診療が終わったら連絡くれるように段取りして、私は真田十万石松代おばさんぽ。
向かったのは、ながの百景に選定されてる象山神社さま。
神社前の公衆トイレは悠楽庵。松代町の公衆トイレには風流な名前が付いているのだ(^^)/
象山記念館も臨時休館。
幕末の先覚者・佐久間象山は1811年に松代藩士佐久間一学の長男としてこの地に生まれた。文武両道に長けた秀才であったという。
23才の時に江戸の佐藤一斎の塾に入門。
3年後に帰藩。藩の子弟に漢学・経書を教えた。
29才の時に再び江戸へ。お玉ヶ池に象山書院を開く一方で、藩主・真田幸貫老中として幕府に海防八策を上申した。
39才で再び帰藩。藩の経済のために奔走。
41才の時に再々度江戸へ。木挽町に塾を開き、勝海舟・坂本龍馬・吉田松陰・橋本左内などを育てたが、松陰の投獄に連座して象山も投獄されて44才より松代に蟄居。
1864年に幕府の命で上洛。
三条木屋町にて尊王攘夷派の凶刃に倒れた。享年54。
象山神社は象山没後50年に際して構想が持ち上がり1938年に創建された。
今日は暑かったから水の眺めが心地よい。
象山先生の生家跡。当時そのままは井戸のみという。
いまだに象山先生を慕う方々から様々な奉納がある。
銅像群。
松陰先生の銅像は松陰神社さまのとこの方が私好みだ。
ご神木のイロハモミジ。秋は綺麗に色付くだろうな。
文化財も移築されている。
母からの連絡はこれから調剤薬局ということだったから、ゆっくりと病院へと引き返す。
象山先生もこの道を歩いたのかな?