東京オペラシティアートギャラリーから夕暮れの国立新美術館へ。
「DOMANI・明日2020-傷ついた風景の向こうに」展。
会期は1月11日~2月16日まで。
文化庁が1967年度から実施している若手芸術家の海外研修を支援する在研の成果発表展。今回で22回目。
プロローグ-身体と風景
石内都
米田友子
1・傷ついた風景-75年目を迎える広島と長崎
藤岡亜弥
森淳一
私はこの人の作品が好きだ。
2・「庭」という風景-作家の死を超えて
若林奮
氏は2003年に永眠。
3・風景に生きる小さきもの
栗林慧
栗林隆
今は滅多なことでは図録すら買わないのだけど、このポストカードだけ買ってきた。
4・傷ついた風景をまなざす、傷ついた身体
佐藤雅晴
2019年に永眠した氏の遺作。震災後の福島の風景と病に侵されていく己の身体を重ね合わせた映像作品。
5・自然の摂理、時間の蓄積
日高理恵子
麻紙に岩絵具で樹を描く。
ため息が出るほどに美しい。
宮永愛子
エピローグ-再生に向かう風景
畠山直哉
補ったエネルギーはどこかへと消えた。
会場を出ればとっぷりと日は暮れて家路へ。