東京の几号水準点見物 ついでに美術館。
東京オペラシティアートギャラリーへ。
「白髪一雄 KAZUO SHIRAGA:a retrospective」展。
会期は1月11日~3月22日まで。
撮影可能作品あり。
白髪一雄は1924年に尼崎で生まれ2008年に尼崎で没した。
京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)で日本画を学び、卒業後に西洋画に転向。やがて、天井から吊るしたロープを両手でつかみ床に広げたキャンパスの上に絵の具を出し足を使って絵の具を広げるという「フット・ペインティング」を確立し、2000年代から海外で高く評価されるようになった。
私には正直、パフォーマンスの人というイメージだったのだが。
すごい迫力だ。
今回の展覧会は、ごく初期の作品展示から始まっていた。
巧いのだがどこか縮こまっていたのが、フット・ペインティングという技法にたどり着いた時からは爆発した。
でもなぜだか印象に残ったのは白一色だけの作品だったのが不思議。得度した後とか晩年の作品とかいうわけではないのだけど。
東京オペラシティアートギャラリー所蔵品展「汝の隣人を愛せよー寺田コレクションより」は撮影禁止で画像は無いけど、加藤清美作品がとりわけ良かった。
「project N」は、東京オペラシティアートギャラリーさんの若手アーティスト育成・支援を目的とした展覧会シリーズ。
1月11日~3月22日まで「今井麗」展。
ライトなイラスト感覚なのにチクリとくる。いい感じ。
んじゃまた。