かながわ名木100選・横浜市港南区・上永谷の天神社のカシ。
原家を後に、スマホのナビでまた歩き出す。
どの道駅に戻らねばならぬ。駅からそんなに遠くないところにカシの大木様がおわすようだ。


お。さっきの川の別地点。



なるほど・・・


後はひたすら県道22号線沿いを行く。



交通量が多いのにあんまし排ガスを感じない。広いからだろう。


お。あった。

歩道橋を渡れば!



けど・・・これは横入りだよなぁ。神様の通り道をどうのと言えばこれでいいのかもしれないけど・・・
正面にまわる。
日本三躰・永谷天満宮。
って?なんだよ???
大宰府に左遷された菅原道真が、自身を鏡に映して自ら彫ったと伝わる像が三体あり、大宰府天満宮・道明寺天満宮・永谷天満宮におわす。とのことだ。



おお!おられなければ、天神様ではない。

思わず撫でてしまう。君に願掛けすればいい頃は幸せだったなぁ・・・学校の受験なんて、人生の中では、たいした出来事ではないんだよな。?。ま。








それにしても・・・どこにあるんだろう?これはご神木様。

???
あんまし御迷惑おかけしたくなかったが、ここまでうろうろとしてると、我ながら怪しいおばさんである。たまたまおられた神職様におうかがいする。
本殿の横の階段の上でした。


あった!

ん。


神職様はが、そんなに大木ではありませんとおっしゃっていた。確かに大木ではないが、風格がある。




満足・・・
と?
なんだろう?雅楽の音色?
おみくじ売場(?)の前あたりでCDを流してる神社はあるが、それとは違う。山の方から自然に流れて響いてくる。陰陽師の世に迷い込んだような錯覚を覚えた。
そしたら。
毎月25日は16時から例祭を行ってると教えていただいた。氏子様たちが奉納されてるのだった。
そういえば・・・

なんだろう?と思ったんだ。受験シーズンでもないのに、学生服の男の子と正装したお身内らしき方々がおられた。
そうか。氏子様たちが奉納に来られていたんだ。その学生服の彼が、朗々と響く龍笛の主だったんだ。
本殿の背後は山だ。
あじさい回廊。



山頂には・・・
浅間神社様。

その真後ろにはまんま富士が見えるという。



このような妙なる龍笛の音に、天神様も浅間様も八百万様もお喜びであろう。
すばらしい日に遭遇した。
感謝である。
日が合う25日があったら、私も正装してお参りさせていただこう。
それにても・・・
また悪い癖だ・・・
この立地の浅間神社様ねぇ・・・
そもそも・・・この山ねぇ・・・塚って・・・
ま・・・
カシ様に会うが目的だったんだから。
駅近がうれしい。