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今日のころころこころ

2023・4・19 かながわの名木100選 小田原市・小田原城址公園の御感のフジ。今年は早い。

今年はフジの花も早い。
小田原の御感のフジはどうかな?

やっぱり咲き始めていた。
これから膨らんでくるのだろうけど、それでも綺麗だ。





小田原市の天然記念物に指定され、かながわの名木100選にも選定されたこのフジはノダフジ。小田原藩主・大久保公愛玩の鉢植えで、二の丸御殿にあった。
明治維新後は、市内板橋の森元氏の手に渡り、明治16年には市内唐人町の西村氏が森元氏から買い取り育てていたという。
小田原御用邸に滞在されたいた当時皇太子だった大正天皇が馬で西村邸の前を通過した際に、馬が藤棚の下に駆け込んで殿下に花が降りかかったという。殿下はお怒りになるどころか「見事な花にこころなきことよ」と感嘆されたという。
以来「御感のフジ」と呼ばれるようになり大正11年に今の場所に移植されたという。
小田原城二の丸にあった時の樹齢は不明なれど、大正天皇が皇太子でご自分で馬を駆るくらいのお年の頃には藤棚に馬が駆け込むくらいに成長していた、とかをつなぎ合わせていけば、推定樹齢は二百数十年になる。
昔は地面に触れんがばかりにボリューミーだったと伺っているけど、造園屋さんがあの手この手で色々と頑張っているけど、やはり一昨年よい去年去年より今年と老化は進んでいる。



公園内には二代目かな?と思われるのも育ってる。


その隣りでウメが実り始めていた。
花菖蒲はさすがにまだ。

修学旅行かな?


そういえばそうだった。
疫病ですっかり忘れていた。
鎌倉も小田原も箱根も横浜の港界隈もGWが終われば今度は修学旅行の生徒たちでにぎわうのであった。


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