鎌倉は長谷の光則寺さまのカイドウを見たら、坂ノ下御霊神社さまのタブノキに会いたくなった。
長谷の白日堂さんの横から坂ノ下御霊神社さまへ。
坂ノ下(梶原にも御霊神社さまがある)の御霊神社さまは、平安時代後期の創建と伝えられる。
祭神は鎌倉権五郎景政。景政は平安時代後期の平氏一門の武士。祖父は鎮守府将軍平良文で父は鎌倉権守景成。鎌倉平氏五家(大庭・梶原・長尾・村岡・鎌倉)とともに鎌倉武士団を率いた。武ばかりでなく現在の湘南一帯の開拓もした。
特に何か悲劇的な最後というわけでもなさそうなのにこうして祀られているのは謎。
ま。
坂ノ下御霊神社さまといえば、やっぱり鳥居の真ん前を走る江ノ電。
理屈ではなくていいんだな(^^)/
かながわの名木100選に選定されているタブノキ。
樹齢は約400年。
私がかながわの名木100選めぐりをしていたのはもう7年も前になる。その時点でもだいぶ減っていた。こうして元気に生きているのは神社関係者皆さんと植木職人さんたちの努力のたまもの。
私は鎌倉の神社の中で3番目くらいに坂ノ下御霊神社さまが好きだ。
清々しい。
お神輿とお獅子。
本殿の横には独特の気を感じる。
もしかしたら鎌倉権五郎景政を祀る以前から何等かの聖地だったのかも。
例祭の面掛行列を見てみたいものだ。