今日は長野から家に帰ってきた。
乗り換えの東京駅前の広場では、修学旅行なのか遠征なのか学生さんたちが集合写真を撮っていた。
すいぶんと久しぶりに見る風景だと思ったのは私ばかりではなかったようだ。
引率の先生が撮っているのをみて、自分が撮るから先生も入ってと通りかかりの人がカメラマンを引き受けた。
マスクの向こうに弾ける笑顔があった。
最寄り駅に着いていつもの花屋さんで花を買う。
ヒマワリが綺麗だけど、ワレモコウが入荷していた。
一足先の秋もいいなと思ったのだけど、店員さんがヒマワリは今月いっぱいですと言う。
秋の先取りにしようか夏の名残りにしようか。
なぜだか東京駅前広場の集合写真の様子が浮かんだ。
去年、疫病下におかれて通学すらままならぬ子供たちに「なに人生って長いんだよ。そこで半年やそこらとられてもどうともないさ」と言った。
それは、最大1年我慢すれば元の生活に戻ると思っていたからだ。
なにと言っているうちに2年目に突入してしまった。
このままだと3年目もわからない。
そしたら・・・
子供によっては入学から卒業まで自粛と我慢で終わってしまうことになる。
入学から卒業までとなると、さすがにどーにでもなるさとは言えなくなってくる。
結局はヒマワリを買って帰った。
長野のてきとープランター菜園でとれたミニトマトのひとつがなんか赤い雪だるまみたい。
ちょいとつついてみたくなる。
今夜の気温は下がりそうもない。
月はまだ見えてこない。