とにもかくにも雨が降らない長野盆地。
母の第一菜園もカラカラ。昨日は母にせがまれてとうとうポリタンクに入れた水を車に積んで三往復。
第一菜園の横には農業用水路があるのだけど水が流れてないのだ。
なんで???
ウチだって用水費を払っているじゃないか。
なんで???
と思ったら、どうも農業用水にはそれぞれになんか権利みたいのがあるようだ。
用水費を払っているからといって他の地域のテリトリーから勝手に引いてきてよいものではないらしい。
このあたりの農業用水は善光寺平用水というらしい。
どっかで見たような?と思ったら、ながの百景のパンフレットにあった。ながの百景№52。
買い出しついでに行ってみようと思ってざっくり検索してみたけど、よくわからない(^^;
時間もあまりないし、とりあえず「善光寺平用水・大口分水工」へ。
長野県庁。
県庁の横に流れる川が善光寺平用水のようだ。
県庁の横を裾花川へと少し歩くと、大口分水工。
架かる橋は夫婦橋。
面白い親柱だ。
ふる川(古川)とうるしだ川(漆田川)の上に架かる橋ということかな。
夫婦橋のたもとに小さな三角地帯。
ここが大口分水工。
近づきすぎてよくわからないから分水の上の橋へ。
善光寺平用水の始まりは中世のあたりだったようだ。
裾花川から水を引いて潅漑したが、裾花川の水だけでは足りずに水争いが絶えなかったようだ。昭和になってから犀川からも水を引くようになったようだ。
ようだようだばかりで情けないけど、ほんとによくわからない(^^;このご時勢では調べようもない(^^;
案内板には、この大口分水工から、八幡堰と山王堰と漆田川に分岐するとあるけど、実際には2分岐。
八幡堰。
漆田川と古川。
あれ?山王堰は?
なにがなんだかよくわからぬままに帰宅(^^;
善光寺平用水はまた後日。
大口分水工に行った時はかなり曇ってきたから雨を期待したけどやっぱり降らない。
降らないどころかいつの間にか雲はどこかへ行ってしまって夕陽。
第一菜園の方はとうとうタンクを軽トラに積んでポンプで川から水を汲んで散水。
いつまで降らぬのか。
近所のお庭の藤満開。