


スマホのナビで北区立中央公園文化センターへとむかう。
首都高中央環状線をくぐりレトロな商店街を行く。




石神井川に出た。


大きな仏さま!谷津大観音さまというのか。

あそこのお寺さまの観音さまなのかな?

って、新選組隊長近藤勇の菩提寺だったんだ!

真言宗豊山派・南照山寿徳寺さま。
石神井川沿いに行けばなんだか行ける気がしていたけど、どうもグーグル先生は名所旧跡案内までしてくれるようだなぁ。。
ま。
北区立中央公園に到着。

北区立中央公園文化センター。

旧陸軍東京第一造兵廠本館。
造兵廠とは兵器弾薬を製造していた工場。明治初期から始まった兵器弾薬製造は、日露戦争のために増産体制に入り、東京造兵廠は明治38年に小石川からここに新築移転してきたという。
その後第二次世界大戦敗戦で閉鎖。昭和22年米軍に接収。昭和46年に日本へ返還。昭和56年より北区の文化センター。
ベトナム戦争激化の昭和43年には十か月ほど米軍王子野戦病院になっていたようだ。
設計施工は不明。昭和5年の建物。


清潔感ある白亜の中世ロマネスク様式。



中は改装されて当時とは違うという。


窓からはどんな移り変わりが見えていたんだろ?





ここには北区指定文化財・赤羽台第3号古墳の石室が発掘された星美学園から移築されている。



明治からの軍用地は今は文化センターや野球場やサイクリングコースやテニスコートがある広大な区民の平和な広場。
当時返還運動の先頭に立っておられた方々はおいくつになられるんだろうか?
こういう建造物をみるたびに、時代を越えた生き証人がここにいると思う。
