東京国立博物館特別展「工藝2020-自然の美とかたち-」。
日本が世界に発信する芸術文化を牽引する現代の工芸を一同に会する展覧会。82名の作家らによる優れた近年の工芸作品82点が展示されている。
会期は9月21日~11月15日。事前予約制。撮影は1会場と作品が写らない建物のみ。
夜の表慶館。
作品が撮影できるのはこの会場のみだけど、どの会場も素晴らしい作品がこれでもかといわんばかりに並ぶ。
十五代樂吉左衞門の作品なんぞはしげしげと360度で眺めてしまった。
工藝も素晴らしかったけど、なかなか入るチャンスのない表慶館の内部を見学できたのも嬉しかった。
表慶館は、明治41年(1908年)に大正天皇ご成婚記念美術館として建てられた。設計は片山東熊+高山幸次郎。施工管理は新家孝正。片山はJ.コンドルの弟子で現・迎賓館などを手掛けた宮廷建築家。
日本で初めての国の本格的美術館。
国の重要文化財。
中央と左右に美しいドーム。
これまた階段がいいなぁ。
レリーフも素晴らしい。
コロナ禍前は建造物見物がとても楽しみだったことを思い出した。
几号水準点めぐりも。
でも共存しながら少しずつ前へ。