空きスペースがあればカプセルトイの自販機が設置されるようになったのはどのくらい前からだったかな?
テナントが抜けた場所全部使って専用売り場にしているところすらある。
いい年をしたおじさんやおばさんまで真剣になっている姿は滑稽ですらあるけど、要は、ブーム。
この間、川崎市岡本太郎美術館へTARO賞をみにいったときに、カフェのレジのところに飾ってあったカプセルトイがちょっと良かった。
ミュージアムショップの自販機にあるらしい。
1個500円。
種類は5種類。
けっこうな値段だわ。
と思ったけど、その5種類どれが出てきても悪くはない。3回やって3回とも同じのが出てきても悪くはない。
入館料払って昼飯食べただけだったから図録等代わりに5回。
家に帰って開けてみて、びっくり!
なんと5種類全部揃ってる。
単に偶然だったのかもしれないけど、なるほどに、と思った。
カプセルトイって、皆が欲しがりそうなものを強調していてそれ以外はそそられないような構成で、その欲しがりそうなものが出てくる確率はかなり低かったのではないだろうか。100円くらいだったと思うけど、人によっては欲しいものが出てくるまで何度も何度も回すからそれなりきにお金を使うようにできていた気がする。
それが、その人その人のこだわりにもよるだろうけど、どれが出てきてもそこそこに満足できるラインナップ。そして今回の私のように全種類が一度で揃ってしまう場合すらある。
そうなると、500円ってどうなんだろ。
ふと思いついて検索してみたら、Amazonで5体揃って5980円だった。
最近はなんとかパとパが流行ってるけど、なんとかパが良いといえば良いのかもしれない。
色んな意味で、これも時代。
なんだろうな。
日中は晴れていたけど夕方から雨が降り出した。