高原は雨だろうなと思いつつも志賀高原のレンゲツツジは咲いたかな。
霧雨に霞む一沼。
時折、ドレスの裾が翻るみたいに霧が薄くなる。
綺麗な夢を見ているようだ。
よく晴れ渡るよりこんな日の志賀高原のレンゲツツジが私は好きだ。
信州大学志賀自然教育園へ。
あ・・・
とうとうここにも山菜採取禁止看板だ。
こういってはなんだけど、とにもかくにもこの時期に山菜取りに来る人達は強欲だ。自家用なのか売るためなのかはわからないけど、所かまわず根こそぎ強奪といってもいい。
強欲が過ぎて山の神々の逆鱗に触れるのだろうか。時々遭難する人もいる。
ま。
私は志賀高原の沼や池の中でここの長池が一番好きだ。
太古の火山活動でできた窪みに水がたまったのが志賀高原の沼や池。
国立公園ではあるけど屈指の観光地でもある志賀高原。
長池は国立大学の教育園内にあることが幸いしてあまり人の手が加えられてない。
いにしえのままに天と地の循環の中に存在する。
長池も霧雨に霞む。
もう藪蚊がブンブンと飛んでくる。
高原の夏は短い。
ヤマオダマキが咲く。
ヤマボクの牛たちは人間が肌寒いくらいが元気だ。
中野のサクランボは、今年は遅霜で露地物の出荷が読めないという感じだったけど、持ち直したようだ。
やっぱり露地物は濃さが違う♡