今日は出たついでにアジサイに寄り道。
去年初めて行ってみてとても良かった保土ヶ谷区の滝ノ川アジサイロードへ。
どこからどう行ってもいいけど、私は横浜市営地下鉄・三ッ沢上町駅下車。
この駅は昭和58年度の土木学会技術賞を受賞しているのだ。
地上に出る階段の途中ではツバメ一家が子育て。
出れば、おっきな雲が次から次へと流れていく。
歩道橋を渡れば滝ノ川あじさいロード。
滝ノ川あじさいロードにはかつて滝の川が流れていた。
滝の川は準用河川・滝の川水系の全長1160mの川。神奈川区片倉町から始まり、暗渠を通って反町の浜銀アイスアリーナあたりから地上に出て横浜市中央卸売市場を通って横浜港に行く。
滝ノ川あじさいロードの入口付近には今年も見事なサボテンの花が咲く。
去年は名前がわからなかったけど、この間こども植物園で見た。たぶんタンシウチワっていうサボテンだ。
今年のアジサイはどうかな?
去年は6月9日にたずねて目一杯に咲いていたのだけど、今年は遅れているのかそれとも不調なのか、ややさみしい。
この遊歩道に使われているレンガは「ハマレンガ」。
下水汚泥を焼却した灰でつくられている。
途中には井戸があり、ちゃんと水が出る。
高速道の高架下には、ハマレンガを使った、たぶん元保土ヶ谷区長だったと思われる金子宣治氏の作品「峰の赤富士」。
去年と全く変わらぬ椅子とテーブル。
なんともシュールでカオスな空間。
遊歩道の水路にはトンボが遊ぶ。
このトンボはずっとここにいるのかな?それともいったん山に上がるのかな?
滝ノ川あじさいロードの終着はなんとなく先細って終わるのだ。
ウェルカムゲートへ引き返す。
途中の畑ではズッキーニ。
ズッキーニがこんな風にヒョンヒョンと突き出すようにできるなんて私は去年初めて知ったのだ。
お!あれは星型キュウリを作っているのね。
横浜市こども植物園の生き字引氏が今年のアジサイは2週間遅れてますとおっしゃっていたけど、滝ノ川あじさいロードのアジサイもまだこれから丸々と手毬になっていくのかな?
今日も日中は雲の切れ間の日差しが強く暑かったけど、日暮れになると寒いくらいになる。
明日もこんな感じなのかな。