母の運転手をしていると道中気になる場所があってもなかなか寄れない。
昨日は母に邪魔にされたのをこれ幸いに一人で気になっていた場所あちこちたずねての帰り道。千曲川沿いに車を走らせる。
上田電鉄別所線の赤い鉄橋はだいぶ復旧工事が進んだように見える。
頑張れっ!
上田市あたりだと思うのだけど、実に個性的な崖がある。
しかもその崖の上は何やら公園風にも見える。
麓まで行ってびっくり!
洞門がある!
半過洞門というらしい。
見事な廃墟だ。
ということは、この洞門の真下に千曲川が流れていたということなのかな?
この洞門の横の道は埋め立てて開通?
崖の上の公園は上田市の千曲公園というらしい。
当てずっぽうで車を走らせれば、案内板。
山村特有の細い急坂。
湧水だ。
滝ノ沢湧水(大口水源)というのだな。
突き当りが広場になっていて車を停めた。
例年だとここで桜まつりがあるようだ。
車のすれ違いどうするんだろ?とさえ考えなければ天空の花見!
桜咲く。
桜もいいけど、とにもかくにも眺めが見事!
案内板があった。
この目立つ絶壁は半過岩鼻というらしい。
かつては対岸の塩尻岩鼻と続いていて上田盆地は湖だったそうな。
その湖の西に鼠がはびこり田畑を荒らしたので唐猫を集めて追わせたところ、逃げ場を失った鼠たちは岩山を食い破り、湖の水は千曲川となって流れだし一帯は陸地になったという。
唐猫か。そういえば猫は経典を鼠から守るために経典や布と一緒に遣唐使船に乗って日本に来たんだった。
また来たい公園。