長野の素敵な建造物。
今日は北佐久郡御代田町の真楽寺さまの三重塔へ。
上信越道佐久ICからカーナビで向かう。
広々とした浅間山麓。
真言宗智山派浅間山真楽寺は、用明天皇の勅願により創建された浅間山鎮守の祈願所。なれど度重なる噴火で1145年に現在の場所に移ったという。
30余棟の諸堂が建ち並び13の坊を持つ大寺院だったが、2度の移転に3度の火災に1度の水害「2遷3火1水」を経て今に至る。
仁王門の横には大沼池。
仁王門をくぐればうっそうとした大木の先に厄除観音堂。
お庭のしだれ桜は咲いたら見事だろうな。
樹齢千年余といわれる神代杉。
三重塔。
三重塔も浅間山の噴火のたびに被災し、現在の三重塔は1751年(寛延4年)に再建された。
構造形式は三間三重塔婆・銅板葺。建築様式はおおむね和様。総高は18m。
県宝。
蛙股には彫刻がほどこされている。
麒麟。
竜。
ミズバショウ。
なぜだかタンポポ。
寺を吹き抜ける風はまだ冷たい。境内には雪が残る。浅間山鎮護の厳しさを思う。