今日は今にもなんか降ってきそうな空模様の長野盆地。
明日は家に帰りたいから段取りして、軽トラちゃんを車検に出して、昼飯食べて、さて、おばさんぽ。
なんとなく千曲市の森将軍塚古墳へ。
年末年始は古墳館が休館だから公衆トイレも休館。
でも近くのサンパワーふれあい公園に公衆トイレがある。
ゆっくりと登る。
森将軍塚古墳は、善光寺平南域を流れる千曲川の右岸の標高490mの山頂にある古墳時代前期の全長約100mの前方後円墳。
発掘調査に基づいて復元され365日24時間公開されている。
シャトルバスもあるのだけど冬季は休止。
ヒトは権力を握るとなんでこんな巨大な墓をぶったてるんだろ?
なんで巨大な墓をぶったてるんだろ?
と同時にいつも思うのは、どうやって造ったんだろ?
重機もトラックも無い時代。
この地が豊かだったことは事実だ。
長野県立歴史館の道路挟んで前には条里田がある。
たいぶ宅地化されてきてるけど、それでも弥生時代あたりから延々と今に続いている田んぼがあるのだ。
森将軍塚古墳の下には小規模な古墳が並ぶ。
子孫の時代には大きな古墳を造ることは流行ってなかったのか。
それとも、もはやそこまでの規模の古墳を造るほどの権勢は失われつつあったのか。
車に戻ってふとスマホを見たら、北九州市の小倉で大規模な火災発生とのニュースが入っていた。
なんか、ため息が出てきた。
なんだろ?今年は。
時間の区切りなんてヒトが勝手に決めたことだとわかっていても、三が日こうでは・・・
遠回りになるけど、異形の道祖神さまに寄った。
アルプスの雪も少ない。
暮らしながら祈るしかない。