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2017・6・24 テキトーに渡るおばさんの橋 横浜の架替関東大震災復興橋梁・烏帽子田橋 藤江新田と謂へる地の内にあり烏帽子田と呼ばれし地に該れば斯く名づく

関東大震災で壊滅状態になった横浜の橋。復興事業で国施工37橋・市施工141橋が新築・改築・修築された。
新田間川に架かるのは、現存は新田間橋1橋。架替は烏帽子田橋・藤江橋・霜下橋・浅岡橋・岡野橋の5橋。
尾張屋橋から眺める帷子川。

帷子川は尾張屋橋から石崎川と分かれ、その先の烏帽子田橋から新田間川と分かれる。

烏帽子田橋は市施工・復興費河川費支辨橋梁44橋のひとつ。昭和39年に架け替えられた。




旧橋は横浜震災復興誌によれば。
位置・神奈川區岡野町地先(市道)
橋種・木橋
橋長・18.18m
有效幅員・8.18m
面積・148.71m
施工期・著手昭和二年三月二十五日:竣功昭和三年四月三十日
總工費・17.785.76円
とある。
親柱は旧橋は不明。今は新田間川側に2柱。








横浜震災復興誌には、往時に在りて藤江新田と謂へる地の内にあり烏帽子田と呼ばれし地に該れば斯く名づくとある。
このあたりは、江戸中期~明治にかけて新田開発により生まれた土地。
藤江新田は、藤江茂右衛門により拓かれたという。なんで烏帽子だったんだろうなぁ。。
烏帽子田橋から帷子川の水は新田間川となりしばしの旅をする。






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