今日も蒸し暑い長野盆地。
午前中に用事を済ませて今日も志賀高原へ。
長野へ来てからというもの運動不足著しいから今日は笠ヶ岳へおばさんぽ。
笠ヶ岳といっても北アルプスのではない。
志賀高原の笠ヶ岳は、国土地理院は笠ヶ岳と表記し、長野では笠岳と呼ばれる。
志賀高原のシンボル・笠ヶ岳(笠岳)は標高2075.8mの溶岩円頂丘。
笠ヶ岳は派手に噴出するような激しい火山活動を行わなかった火山で、地下のマグマが地表でかたまってできたため笠のような丸みなった。
この火山の基礎をつくるグリーン・タフは1500万年前の海底火山の噴出物。志賀高原で最も古い岩石。
笠ヶ岳は本来なら熊野の湯から4時間強の時間をかけてアプローチする上級者向けの山なのだけど、今は高山村と山ノ内町の境目に建つ峠の茶屋(茶屋そのものは廃業)前の駐車場に車を停めて登る人が私も含めて圧倒的に多い。峠の茶屋からだと一般向けのコースとなる。
少し登っただけで隣りの山が低く見える。
ヨツバヒヨドリ満開。
駐車場から簡単に登れるということは、身体が慣れないうちに急勾配となるということでもあるんだな。
心臓がバクバクする。
急勾配が終われば岩場をよじ登る。
面白いもので、よじ登るのはなんとでも登れるのだけど、問題は下り。思いやられるなと思いながらも、頂上。
時折雨がパラつく空模様で視界ゼロだけど、頂上まで登りきるのはやっぱり気持ち良い上に涼しい。
それにしても国土地理院ってほんとに根性あるよな。
下る。
平床あたりの志賀高原の気温は20℃くらい。
冷たい霧雨が降る。
出たばかりのススキの尾花が揺れる。
下界におりればうんざりするような暑さ。
今日のシロは牛乳。
そろそろ日暮れだとふと外をみたら窓に今日もカエルくん。
あ・・・
雨の音だ。
そういえば長野市の防災メールが入っていた。
明日は天気が崩れるのかな?
明日も志賀高原と思っていたけど。。。
台風が過ぎたら高原は一気に秋になるのかもしれない。