一昨日稽古が終わったあとに、クェンティンさんが皆にお菓子をくれた。
フロリダの同級生が来日してお土産に持ってきてくれたのを私たちにもおすそ分けしてくれたのだった。
嬉しい!
商談で来日したのかと思ったら、笑いながら、Shopping!!!と言う。
彼も連絡をもらった時にはそう思ったらしいのだけど、会ってみたら、お買い物ツアーで来たんだって。
物価高騰による生活苦が報じられるけど、世界水準からみたら日本の物価は激安なのだ。
しかも、日本の治安やインフラや衛生や民度は世界水準からみたらかなりの高水準の上に伝統文化も素晴らしい。
今や観光をかねた買い物には絶好の国になっていたのだった。
ついこの間まで、日本人がそういう理由で盛んに海外に出かけていたように思うのだけど。
いつの間にかこうなっていた。
そういえば、銀座をぷらぷらしながら、年寄りで良かったなと思ってる自分に自分で驚いたことがあった。
今は体型は崩壊しシワとシミと白髪と足腰軟骨不安。ショーウインドーは異世界。こんな感じが流行ってるのかと思うだけだ。
でもこの状態の日本国でもし若かったらと思うと、なぜだかちょっとゾッしないでもない。
若い時は着映えもすれば化粧映えもする。欲しい物だらけだ。
けど、収入に見合ってない物価と税金。
どの時代のどの国でも貧富の差はあるものだけど、海外からたくさんのごく普通の人たちが来て安い安いと自分は一生かかっても手に入りそうもない物やサービスをバンバンと買っていくのだ。
そのフラストレーションはかなりのものになるんじゃないだろか?
栄枯盛衰は世の常。
日本国の今の状態の原因を少子高齢社会に求める向きが多いけど、それは数頼み成長の過去の成功が忘れられないのだろう。
女性の社会進出と出生数が反比例するのはわかっていることだし、そもそも人口激増が地球規模の大問題ということを忘れている。
数頼みではない道だってあるはずだ。
物価が安いということが理由のインバウンドは高くなったら期待はできないんだし。
ま。
これ美味いな。
日本でも売ってるブランドだけど、個包装あったっけ?
さて。
今日はどこまで気温上がるんだろ?
関東の梅雨はどこへ行ったのかな??