今回は一昨日長野から家に帰ってきた。
長野滞在後半は越後妻有アートトリエンナーレを観に行っていた。
秋山郷会場へ行き、200年ほど前に書かれた鈴木牧之の「秋山記行」を徹底的に読み込んで作品展開する、今現在を生きるアーティストにいささか驚いた。
「秋山記行」は、当時閉ざされた秘境だった秋山郷に入り、様々な視点から取材をすすめて、今でいうイラストも描かれて、民族誌の先駆けといわれている。
昨日は中央図書館へ「秋山記行」を借りに行った。
入ってみたら、おや、原画展だ。
モリナガ・ヨウ原画展。
モリナガ・ヨウ(1966〜)は、東京出身のタレント。なれど、早稲田在学中には漫研に所属していた。
絵本なんだけど絵本作家とはちょっと違う、いわばオタク的視点から詳細に描く。
子供たちの夏休みがくるんだな。
関東の梅雨も終わりのようだ。
道端のオシロイバナに種が出来ている。
なんか、あんまりにも暑い日々が続くから、夏も終わりだね、みたいな雰囲気に見えなくもないけど。
梅雨雲が行けば太陽と青空の、夏はこれから。
さて。
借りてきた「秋山記行」。
期限内に読める気がしない。
斜めかな。