上永谷でリュウゼツランをみたあとは馬車道の神奈川県立歴史博物館へ。
今は常設展だけ。
なのだけど、常設展室内トピック展示として「新紙幣発行記念 北斎が描いた美しい日本」を開催中。
会期は7月4日~8月20日。
日本銀行から神奈川県へ贈呈された記番号「AA000002AA」の新千円券と、北斎が為一と名乗っていた時代の風景画を紹介している。
北里柴三郎博士は熊本のご出身だし、医学を学んだのも研究所を設立したのも東京だけど、神奈川に北里大学の相模原キャンパスがあるからなのかな。
新千円札は何度か手にしてる。初めての時はとっておこうかとも思ったけど、これからどんどんと切り変わっていく一方通行なんだから、まいっか。
まじまじと見てなかったから、裏面が北斎だとは気が付いてなかった。
今回採用された富嶽三十六景は、神奈川沖波裏。
この神奈川沖って色々といわれてはいるけど場所の定説はない。
江戸時代に神奈川県という行政区分はない。
神奈川といえば今の横浜市神奈川区の東海道にあった神奈川宿のことだ。
今現在も東神奈川駅からほど近い場所に面影は残してあるけど、海は埋め立て地の彼方。
ふと、北斎が旅した時代の海を想像してみたりなんかした。