今年も浜なしの季節だ。
浜なしといっても特別な種類があるというわけではない。豊水もあれば幸水もあれば菊水もある。
ざっくりと言えば、多摩川をはさんで東京産が多摩なしで神奈川産が浜なしなのだ。
梨栽培をしている農家の庭先や梨畑はもちろん農協やらデパ地下やら銀行の駐車場やら横浜市内あちこちで売られる。
バラ売りはない。袋売り。
でも値段上がったなぁ。
一袋800円~1000円くらいだったのがいつの間にか1200円1500円になっていって、今や2000円だ。
ま。
今回農協で買ってきたのは豊水。
小粒だったけど味はのっている。
甘くてたっぷりの果汁が猛暑に嬉しい。恵みの果物だ。
多摩川沿いは昔から梨の一大産地だった。
例えば長十郎梨は明治中期に川崎は大師河原村の当麻辰次郎氏により世に出され当麻家の屋号から命名されて全国に広まったのだった。
お茶は水出しの四季春。
本日も猛暑なれど今日の空は大きな大きな白い雲が次から次へと通り過ぎていく。