
ノリ良く店員から様々な商品知識を引き出して実際に買うのは店舗であれネットで最安値のところ。
という若い人たちの買い方は旧式おばさんにはできないなぁ・・・なんて思っていたんだけど、いつの間にか、私もそうなってしまったなぁ・・・
この歳になると、消耗品以外はもう捨てる方が多くなって劣化著しくなってようやく買い替えのことがほどんどではあるが、そんでも本は時々買う品物のひとつだ。
かつてはあー面白そうだなぁ!で3000円以内くらいの本なら見かけた書店でまんま買っていたのだが、今は違ってしまった。
たいていは仕事ついで。さすがに若い人のような露骨なことはできないが、書名と著者を覚えて書店を出てスマホでアマゾンを検索。新刊もしくは中古でも新刊と同じくらいか8割程度までの価格なら書店に引き返して買う。が、中古半額以下ならまんまカートに進む。ネット通販ではクレカは使わないから仕事終る頃にはたいていはお支払い番号メールが来ていて、帰宅途中のコンビニで支払いを済ませる。
そもそもなんでアマゾンになってしまったのか?
書店の店頭に並んでるばかりが欲しい本ではないこともある。
が、書店の店頭から消えた本を探すのは至難である。
古本屋というのもあるが、在庫をきちんと管理できてる古本屋は専門家相手でふつうの客の相談になんかまかり間違っても乗ってくれない。なにがなんだか店員もわかっていないようなのは古本屋ではなくてゴミの山レベルのリサイクルショップ。
それが、アマゾンは新刊であれ中古であれ古書であれなんであれ即座に欲しい本の情報がざーと並ぶのである。しかも、パソコンであれスマホであれ一切の徒労無しである。
あーなんて便利なんだ!ほんとうにほんとうに便利!
が、とうとうこうなってしまった。。。
ショールーム代わりに書店を使っていたんでは、書店は潰れる方向になる。
それがやがて本めぐりに合うチャンスが無くなることにつながる。極端なことを言えば、文盲の時代に戻るということになるのかもしれない。。。
でも、やっぱ私はアマゾンのチェックは止められないんだろうなぁ・・・